冬用のバイクジャケットを新調しました。購入したのはRSタイチの「RSJ735 レーサージャケット」(2026-2027秋冬モデル)、サイズはLです。ナップス ベイサイド幸浦店で購入しました。
これまで2000年代の中ごろから愛用してきたRSタイチ RSJ665からの買い替えになります。この記事では、買い替えの理由、選んだ基準、比較検討した他のジャケット、そしてRSJ735の細部を写真で紹介します。

長年使ったRSJ665と、買い替えを決めた理由
RSJ665は2000年代の中ごろに購入したと記憶しています。寒いシーズンにFZ750に乗るときはいつもこれでした。

改めて見直してみても、ほつれや破れ、ファスナーの故障、マジックテープの破損はありません。度重なる洗濯にも耐えた、本当に丈夫なジャケットでした。
ただ、中のワタが少しずつへたり、防寒性能が落ちてきました。外から見ると問題なくても、冬に走ると寒さを感じるようになり、ここ数年は冬用ジャケットの買い替えを検討していました。

ジャケットの選定基準
今回の選定基準は次の5つです。
- オンロードバイクに合うデザイン
- 色は青や白系。黒は夜間のトラブル時に視認性が落ちるので避けたい
- 肩・肘・背中のプロテクターは必須。胸部プロテクターはあればよい程度
- フードは好まない。取り外せるならOK
- アウターとインナーが分かれるモデルはできれば避けたい。ただ世の中の流れなので、それだけで却下はしない
私の体形は身長170cm、体重72kgです。日本のメーカーであれば、Lサイズがちょうどフィットします。
アウターとインナーの「二重構造」を避けた理由
最近の冬用ジャケットは、アウターと着脱式インナーに分かれるタイプが主流です。気温に合わせて3シーズンをカバーできるのはとても良いと思います。
ただ私は、インナーとアウターを組み合わせると着るときや脱ぐときに煩わしく感じてしまい、なかなか踏み切れませんでした。
近年は電熱インナーなども普及していて、この流れは今後も続くだろうと考えました。そこで、あえてアウターだけのRSJ735を選び、防寒は中に着るもので調整することにしました。寒い時期は、インナーダウンなども含めていろいろ試してみるつもりです。
比較検討したジャケット
RSJ735に決めるまでに、次の4モデルを比較しました。
[比較候補]RSタイチ RSJ729 | DRYMASTER コンパス オールシーズンジャケット
プロテクターは肩・肘・背中の3か所、インナーは着脱式。
アドベンチャー寄りのデザインで、FZ750には合わないと感じたので見送りました。
[比較候補]RSタイチ RSJ729 | DRYMASTER コンパス オールシーズンジャケット
プロテクターは肩・肘の2か所、インナーは着脱式。
全体的な雰囲気や色味が好みではありませんでした。
[比較候補]コミネ JK-638 エニグマG2ウインタージャケット-クオンタム
プロテクターは肩・肘・背中・胸部の4か所、インナーは着脱式。
丈や袖はLサイズがぴったりでした。胸部プロテクターが標準装備で安心感がありましたが、実際に着てみると胸の圧迫感が気になりました。
RSタイチ RSJ735 レーサージャケットの外観
カラーはネイビー/ホワイトです。青系で、大きな「TAICHI」ロゴが入ったスポーティなデザインは、オンロードバイクにもよく合います。袖口にはネオンイエローのタブがあり、良いアクセントになっています。

背面には大きなTAICHIロゴと、横一文字の反射材があります。夜間に後ろから見えやすいのは、視認性を重視する私にとってうれしいポイントです。

細部の機能をチェック
ベンチレーション
左右の肩には、黄色い引き手のファスナーで開閉するベンチレーション(吸気口)があります。開けると内側はメッシュになっていて、走行風を取り込めます。

背中側には排気口があります。横長の反射材のすぐ下に、横方向に開くファスナーが付いています。肩から入れた風を背中から抜く構造なので、防風性能を持ちながら、暖かい日は空気を通せます。
襟まわり
襟の内側はメッシュ素材で、首元が蒸れにくくなっています。
襟元にある赤いマジックテープは、前のファスナーを開けたときに襟留めの先を貼り付けておくためのものです。これで走行中に襟留めがバタつきません。RSタイチのジャケットは昔からこの構造です。

袖の太さ調整
袖の太さは2か所で調整できます。
- 肘と手首の間:マジックテープで無段階に調整
- 肘と肩の間:ホックで3段階に調整

腕まわりをしっかり絞れるので、走行中に袖がバタつきにくく、プロテクターの位置もずれにくくなります。これもRSタイチらしい作りです。
ポケット
フロントの左右には、2種類のポケットが付いています。
- フラップ付きポケット:フラップを開けて上から物を入れる
- ハンドウォーマーポケット:横から手を入れられる

小物はフラップ付きに入れて、信号待ちや休憩中はハンドウォーマーで手を温める、という使い分けができます。
内装(速乾メッシュ)
内側は全面がメッシュの速乾内装(T-DRY)です。中綿は入っていないので、防寒は中に着るもので調整します。内側にもポケットがあります。

プロテクターを外して確認
選定基準の「肩・肘・背中のプロテクター必須」を満たしているか、実際に外して確認しました。
肩と肘のプロテクターは、どちらもCE規格(EN1621-1)のレベル2です。タグの説明によると、肩・肘とも位置の調整が可能です。


背中プロテクターは、柔らかいフォームタイプが標準で付いています。タグには「オプションで様々なバックプロテクターに換装可能」とあるので、必要に応じてCE規格のバックプロテクターに交換できます。

RSタイチの背中プロテクター(バックプロテクター)は、複数あります。夏でも利用できそうな通気性に優れた(CE Lv.2)をご紹介します。
胸部プロテクターはオプションです。RSタイチ共通のCPS(チェストプロテクターシステム)というボタン式で、後から取り付けられます。

警視庁の統計では、二輪車の死亡事故で致命傷になった部位は、過去5年の平均で頭部が43.2%、次いで胸部が29.2%です。警視庁も胸部プロテクターの着用を呼びかけています。
試着で胸の圧迫感が気になったとはいえ、この数字を見ると胸部プロテクターは「あればよい」では済まない装備だと感じました。RSJ735はCPSで後から追加できるので、対応する胸部プロテクターの装着を検討するつもりです。
RSタイチの胸部プロテクター(チェストプロテクター)は、複数あります。夏でも利用できそうな通気性に優れたタイプをご紹介します。
RSJ735の仕様
製品タグと品質表示から確認できた仕様をまとめました。
| 品番 | RSJ735 レーサージャケット(2026-2027秋冬モデル) |
|---|---|
| カラー | ネイビー/ホワイト(他にステルスブラック、ブラック/レッド、グレー/ネオン) |
| 購入サイズ | Lサイズ(身長170cm・体重72kg) |
| 購入店 | ナップス ベイサイド幸浦店 |
| ベンチレーション | 吸気:左右の肩/排気:背中 |
| 袖の調整 | 前腕:マジックテープ(無段階)/上腕:ホック(3段階) |
| 素材 | 表地:ナイロン100%/裏地:ポリエステル100% |
| 肩・肘プロテクター | CE規格(EN1621-1)レベル2、位置調整可能 |
| 背中プロテクター | フォームタイプ(オプションで換装可能) |
| 胸部プロテクター | オプション(CPSボタン装着式) |
| 防水性 | 日常簡易防滴・撥水 |
| 内装 | 速乾内装(T-DRY) |
| インナー | なし(アウターのみ) |
| 生産国 | ミャンマー |
防水は「日常簡易防滴・撥水」なので、本降りの雨ではレインウェアが必要です。
まとめ
約20年使ったRSJ665から、RSJ735に買い替えました。
- RSJ665は破れや故障もなく丈夫だったが、中のワタが減って防寒性能が落ちた
- 着脱式インナーの煩わしさを避け、あえてアウターのみのRSJ735を選んだ
- 青系のデザインと背面の反射材で、夜間の視認性も確保できる
- 肩・肘はCEレベル2、背中はフォーム、胸部はオプションで追加可能
寒い時期にどのインナーと組み合わせるかは、これから試していく予定です。実際にFZ750で走った使用感は、改めてレポートします。










