2026年9月26日(土)曇り時々雨
以前の記事で書いたとおり、「伊豆・箱根スカイライン利用者アンケート」に答えたら伊豆スカイラインの無料通行券が当たりました。
せっかく当たった通行券ですから、使わない手はありません。2026年9月26日(土)〜27日(日)の1泊2日で、ジムニーノマドに乗って伊豆半島をぐるりと一周してきました。
ジムニーノマドで伊豆を走るなら、旧天城トンネル(天城山隧道)は外せません。あわせて、これまで行ったことのなかった伊豆の名所にも足を延ばすことにしました。
あいにく2日とも雨予報でしたが、実際に雨に降られたのはわずかな時間だけでした。ただ雲が低く垂れこめていて、展望台からの眺めはほぼ全滅です。おまけに、楽しみにしていた旧天城トンネルにはたどり着けないという誤算もありました。それでも十分に楽しめた初日の様子を、前編としてまとめました。
東名からEXPASA海老名で朝ごはん
朝6時過ぎに出発です。東名高速に東京ICから乗り、まずはEXPASA海老名で休憩しました。

いつ雨が降り出してもおかしくない空模様です。ささっと、吉野家で牛丼と豚汁を頂きました。

厚木ICで降りて小田原厚木道路に乗り、箱根新道で箱根峠まで上がります。
ジムニーノマドの高速巡航は安定しています。今回の旅に合わせてリアスピーカーを交換したので、車内で音楽を聴くのも快適になりました。
森の駅 箱根十国峠で小休止
箱根峠から熱海峠方面へ進み、「森の駅 箱根十国峠」でひと休みしました。

晴れていれば富士山がよく見えるはずですが、この日は雲が低くて何も見えませんでした。

十国峠の名物である十国峠ケーブルカーは、設備の老朽化や部品確保の困難により、2027年夏にスロープカーへ置き換わる予定です。

十国峠ケーブルカーの左側で工事しているのは、新たな輸送システムとして導入される「スロープカー」 のようです。着々と工事が進んでいるようです。
いよいよ伊豆スカイラインへ(御招待券を使用)
熱海峠料金所に到着しました。今回の旅の目的のひとつ、御招待券の出番です。

料金所で係の方に券を渡すだけで通過できます。
滝知山展望台
最初に停まったのは滝知山展望台の駐車場です。


滝知山展望台の駐車場は、標高は649mです。

スッキリしない空模様ですが、熱海の街と初島が少しだけ見えました。この日の展望台で一番の景色は、実はここだったかもしれません。
スカイポート亀石駐車場
続いて、亀石峠料金所の近くにある「スカイポート亀石駐車場」で休憩しました。

スカイポート亀石は2021年3月31日いっぱいでの閉店になりましたが、駐車場とトイレは使用できます。
亀石峠料金所は2025年10月1日の料金改定に伴い、本線上に移設されました。

伊豆スカイラインは信号のない快走路です。ジムニーノマドでも気持ちよく走れます。ただ、雲が低いうえに霧も出ていて、稜線から海を眺めるという本来の楽しみ方はできませんでした。また晴れた日にリベンジしたいです。
今回は冷川で伊豆スカイラインを降りて、天城方面へ向かいました。
浄蓮の滝とわさび田
石川さゆりさんの「天城越え」にも歌われる浄蓮の滝ですが、実はこれまで一度も見たことがありませんでした。

国道414号を南下して、浄蓮の滝に到着です。

滝への入口では、川端康成の『伊豆の踊子』の踊子と学生の石像が出迎えてくれました。


今年の9月は雨が多かったせいでしょうか。浄蓮の滝は、出かける前に写真で見ていたよりも水量が多く、ダイナミックな迫力がありました。それでいて水はとても澄んでいて、まわりの木々の緑との対比も見事です。さすが日本の滝百選に選ばれる名瀑だと納得しました。

渓流沿いにはわさび田が広がっていて、いかにも天城らしい風景です。
旧天城トンネルは通行止め
浄蓮の滝のあとは、旧天城トンネル(天城山隧道)を目指しました。

国道414号と旧414号の分岐まで来たところ、旧414号は通行止めでした。

明治期に造られた石造りのトンネルをジムニーノマドでもう一度抜けるのを楽しみにしていたので残念です。今回はあきらめて、国道414号の新天城トンネルで峠を越えました。
補足事項
上記の天城隧道の通行止めは、10月2日午後に解除されました。
お出かけの際は、静岡県道路通行規制情報提供システムで最新の道路状況をご確認ください。
2025年に初めてジムニーノマドで旧天城トンネルを訪れたときの記事はこちらです。
河津七滝ループ橋
天城峠を下ると、二重のループで高度を一気に下げる河津七滝ループ橋です。

現在、河津七滝ループ橋は老朽化対策および塗装・補修工事中です。ループ橋にかけられた足場は芸術作品のような美しさですね。
だるま茶屋
河津七滝駐車場の近くにある、だるま茶屋でお昼を頂きます。

河津の名物ランチと言えば、わさび丼ですね。わさびが練りこまれたわさびそばも気になったので、わさびそば+わさび丼セット(税込 1,550円)を注文しました。

わさびを練り込んだ緑色のそばは、思ったほど辛くありません。食べ終えたあとに、わさびの香りがほのかに残る程度です。
かつお節たっぷりのわさび丼には、すりおろしたわさびがすでに乗っています。お店の方によると、この日の農家さんの生わさびは少し辛めとのこと。わさびは、育てた農家さんによって味が変わるそうです。
そこで生わさびを自分ですりおろし、用心しながら丼に追いわさびをしました。言われたとおりかなり辛めでしたが、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。
初めての下田ロープウェイ
下田に入り、初めて下田ロープウェイに乗りました。山頂の寝姿山まで一気に上がります。


ゴンドラからは下田の街が一望できました。

寝姿山に到着しました。寝姿山は幕末に黒船(ペリー艦隊)の見張所が置かれた歴史ある場所です。

寝姿展望台からは、下田湾をまるごと一望できました。湾の入口には、とんがり帽子のような小島(犬走島)がぽつんと浮かんでいます。空はどんよりとした曇り空でしたが、水平線まではっきり見えました。本日ようやく出会えた絶景です。

黒船展望台にある大きな錨のオブジェはペリー来航の歴史を感じられる下田らしいシンボルですね。

帰りのゴンドラからも下田の街並みを楽しめました。初めて乗りましたが、短い時間で景色を楽しめるのでおすすめです。

少し雨が降ってきたので、早めにホテルにチェックインしました。
下田で夕食は「御食事処まとい」
伊豆にはツーリングなどで年に何度か訪れますが、いつも日帰りです。今回はゆっくり泊まって、伊豆の旨いものを肴に一杯やるのが楽しみのひとつでした。
夕食は、前から気になっていた下田の「御食事処まとい」へ。

まずは刺身の盛り合わせです。どのお魚も美味しい。

たかべの塩焼きです。伊豆諸島周辺でよく獲れる魚だそうです。

むつの煮付けです。身の脂ののりとふっくらとした食感がお酒に合います。

最後はかますのフライです。
サクサクの衣の中は、ふっくらとした上品な白身の味わいです。これはたまりませんね。

どれもおいしく、大満足の夕食でした。下田で地魚を食べるなら「まとい」はおすすめです。
前編のまとめ

初日のまとめです。
– 伊豆スカイラインの御招待券は、料金所で渡すだけで使えた
– 雨予報だったので、展望台の景色はほとんど見られなかった
– 旧天城トンネルは通行止めで、通れなかったのが心残り
– 初めて乗った下田ロープウェイは、この日いちばんの眺めだった
– 夕食の「まとい」の地魚料理は大満足
初日の走行距離は196kmでした。後編では、石廊崎から西伊豆の海岸線を北上し、堂ヶ島の洞くつめぐり遊覧船や黄金崎を廻ります。
後編は近日公開の予定です。






