作業日:2025/5/18
走行距離:211Km
ジムニーノマドにも徐々に慣れてきましたが、夜になるとATのシフトポジションが全く見えないのがちょっと不満でした。
シフトポジションの後ろにあるシートヒーターやリアウィンドウのボタンにはイルミネーション(照明)が付いているのに、シフトポジションには照明がないのはかなり不便です。
そんな不便を解消するための製品が発売されていることが分かりました。
検討したシフトポジションイルミ
シフトポジションのイルミネーションは純正シフトポジションの内部に取付けるものと純正シフトポジションの上から取付けるものの2種類があります。
[購入]SEIWA シフトポジションイルミ IMP200
SEIWAのジムニー・シエラ・ノマド(JB64/JB74/JC74)専用のシフトポジションイルミ IMP200は純正シフトポジションの内部に取付ける製品です。
LEDの色や明るさの変更はできません。またフロントコンソールトレイの照明機能もありません。
この製品はシガーソケット裏から電源を取るので常時点灯となりますが、工夫次第では他のイルミネーションと連動させることもできます。
シフト周りのパネルの取外しが必要なので取り付けに手間がかかりますが、取り付け後の見た目が変わらないのがこの製品を選んだ理由です。
[2位]星光産業 シフトゲートパネル EE-230
星光産業(EXEA)のジムニー・シエラ・ノマド(JB64/JB74/JC74)専用のイルミは純正シフトポジションの上から取付ける製品です。
LEDの色は8色(ホワイト、ブルー、アイスブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、レッド)で明るさ調整も可能です。フロントコンソールトレイの照明もあります。
取付けがお手軽な点は大きなメリットなので、最後まで悩みました。
[3位]Cartist LED シフトゲートパネル
Cartistジムニー・シエラ・ノマド(JB64/JB74/JC74)専用のイルミもは純正シフトポジションの上から取付ける製品です。
LEDの色は7色(ホワイト、ブルー、アイスブルー、グリーン、イエロー、ピンク、レッド)で明るさ調整も可能です。フロントコンソールトレイの照明もあります。
ジムニーのイルミはオレンジですが、この製品にはオレンジがないので3位としました。
今回準備したパーツや工具など
内装はがしと通線ワイヤーのセットです。このくらいの工具で普通に作業ができました。
SEIWA シフトポジションイルミ IMP200取付け
こちらがSEIWAのシフトポジションイルミ IMP200です。
構成パーツは、LEDが付いた発光基板が付いたケーブルとシガーソケット裏から電源を取るケーブル、そして両面テープです。
この製品はシガーソケット裏から電源を取り、シフトポジションイルミを常時点灯させます。

配線の準備
私は車内のイルミネーション点灯時に、シフトポジションイルミも点灯させたいと思います。
シフトのすぐ後ろにあるヒートヒータースイッチやパワーウィンドウスイッチのイルミネーション配線から取ることも考えましたが、車両側のハーネスは加工したくなかったので、カーナビ取付けスペースから取ることにしました。
シガーソケット裏から電源を取るケーブルをカーナビ取付けスペースまで届くように延長させ、オーディオケーブルからイルミネーションの配線(オレンジ/白)から分岐させる配線、アースを分岐させる配線を作成しました。
オレンジ/白の配線は在庫が無かったので、オレンジ色で代用しました。

バッテリーのマイナス端子取外し
まずはバッテリーのマイナス端子を外してから作業に取り掛かります。
パネルなどの取外し
本作業はディスプレーオーディオやバックカメラの取り付けと平行して行いました。
カーナビ取付けスペースなどのパネル取外しは、こちらも参考にしてください。
ジムニーノマドのカーナビ取付けスペースのオーディオ接続用ケーブル(水色のコネクタ)のイルミネーション(オレンジ/白)に分岐ケーブルを取付けます。併せてアースの分岐ケーブルも取り付けます。

シフト部分のパネルのクリップ4つを取り外します。
このパネルはクリップを取ると持ち上げて取り外せます。

シフト部分のパネルを取り外すとこんな感じです。

ハンドル左下のパネル(赤枠)を取り外します。
このパネルは下側を手前に引くと取り外すことができます。

スイッチやシガーソケットのついたパネルのクリップを2つを取り外します。
このパネルは上から下側に押し下げると外れますが、配線があるので、慎重に取り外してください。

スイッチやシガーソケットのついたパネルは、一旦運転席側にぶら下げました。
シフトのパネルは爪4つを外すと外れますが、シフトのノブがあるので、完全には取り外せません。

通線ワイヤーを使って、ジムニーノマドのカーナビ取付けスペースからイルミネーションとアースの延長ケーブルを通線します。
ここまでの写真は通線後に撮影した写真です。オレンジ色と黒の配線がイルミネーションとアースの延長ケーブルです。
シフトポジションLED部分の取り付け
両面テープなどの貼り付け箇所は軽く脱脂します。

脱脂はいつものシリコンリムーバーです。
IMP200の取扱説明書に従い、4か所に両面テープを貼ります。

シフトポジションLEDは発光基板(小:左側)を貼り付けてから発光基板(大:右側)を貼り付けます。
一旦バッテリーを接続して、仮点灯させてみました。
他のイルミネーションと同じタイミングで正しく点灯することを確認しました。

無事に点灯確認ができたので、シフトポジションイルミ IMP200の余分なハーネスはタイラップで固定しました。

カバーを付けた状態での点灯確認
ジムニーノマドの取り外していたカバーを元に戻しました。これは消灯状態です。

ジムニーノマドのライトを点灯状態にすると、他のイルミネーションと同じようにシフトポジションイルミも点灯します。
昼間でも点灯していることが分かるぐらいの明るさです。

SEIWA シフトポジションイルミ IMP200 レビュー
SEIWA シフトポジションイルミ IMP200の感想をまとめると以下のとおりです。
SEIWA シフトポジションイルミ IMP200の良い点
- シフトポジションの照明としては十分
照明色がアンバーで明るさも適切なので個人的には満足です。Amazonのレビューで「光ムラが有ります」や「色々試して合わせてみましたが、なかなか全部の文字がキレイに光る位置が無く」というとの意見があったので購入前は少し気にしていました。
とはいえ、一般のLEDテープなどで、LED間隔、色味、明るさ、長さなどこれを上回るものを探すのは中々困難なので、これで十分と思ってます。 - コスパも優れている
AmazonのリボンLEDの加工も検討しましたが、中々適切なものが見つかりませんでした。複数のリボンLEDを試すよりはこちらを購入する方がコスパも良いです。
SEIWA シフトポジションイルミ IMP200の惜しい点
- 取付けにはパネルなど外す必要がある点
パネルなどの取外しが必要な時点でちょっとハードルの高い製品かもしれません。その場合はポン付けできる、星光産業(EXEA)やCartistの製品を検討されるのも一案です。 - 常時点灯となる点
このキットはシガーソケットの裏から電源を取るのでシフトポジションイルミは常時点灯となります。
パワーウインドウのボタン裏のコネクターから電源を取ったらコストが上がってしまいますので
今の構成もバランスのよい製品とは思いますが、あえて惜しい点として記載しました。
とはいえ、これで夜の視認性は格段に向上しました。
私はSEIWA シフトポジションイルミ IMP200はオススメと思います。