作業日:2010年3月18日
FZ750のライトは暗いですが、最近は一層暗くなったなぁと思うようになったので、ヘツドライトユニツトアセンブリを取り外して点検します。
ヘツドライトユニツトアセンブリを車体から取外して室内で確認しました。ヘッドライト左側のリフレクターにはクラックが入っています。そして右側のリフレクター上部は、溶けて変形していることが確認できました。
H4バルブを取り付ける箇所から覗き込むと、リフレクターの上部が溶けて大きな隙間が出来ていました(大泣)これでは、H4バルブの明るさ以前の問題ですね。
こちらは、古いヘツドライトユニツトアセンブリです。リフレクターが溶けているのは、写真では左側のリフレクターです。この角度から見るとリフレクターの溶けている箇所はとても分かりずらいですね。ここまでリフレクターが溶けていることに全く気が付きませんでした。
リフレクターが溶けた原因は、ハイワッテージ H4バルブ 100W/90Wでした。
前回車検をお願いしたバイク屋さんでの会話を思い出しました。「FZ750のライトは暗すぎて光軸検査落ちたので対策しておきましたよ」と言われたことを。その時にバルブを替えられちゃったのです。
FZ750の純正ライトバルブは 35/35Wです。FZ750のライトレンズ自体はガラスですがリフレクターは樹脂製なので 60/55Wまでに抑えてましたが、他人にこんなことをされたとは気が付きませんでした。
後悔してもライトは明るくならないので、ヘツドライトユニツトアセンブリを調達します。
部品名称 | 部品番号 | 単価 | 数量 | 備考 |
ヘツドライトユニツトアセンブリ | 1FM-84303-H0 | – | 1 | ヤマハ純正部品 |
※2024年2月補足
ヤマハ発動機 PC版パーツカタログの情報では、こちらのヘツドライトユニツトアセンブリ(部品番号 1FM-84303-H0)は販売終了となっております。
ヘツドライトユニツトアセンブリの交換後はライトの明るさが増しました。より精悍な顔つきになった気がします。
FZ750のヘッドライトはレンズはガラスでも、リフレクターは樹脂製です。ライトが暗いからといってハイワッテージのH4バルブを使わないことをお勧めします。
※2024年2月補足
現在は、LEDバルブなどのより洗練された製品もあります。色々検討されることをお勧めします。