先週まで普通に走っていた FZ750のエンジンが始動しなくなりました。
ガソリンも入っているし、バッテリーも良好、セルも回りますが、一向にエンジンがかかりません。
FZ750は十分古いオートバイですからトラブルは仕方ありません。
こんな時は、ガソリンエンジンの3大要素、良い燃料、良い圧縮、良い火花を順番に確認します。
燃料タンクのホースや燃料フィルター、キャブレターなどを順番に確認しているときに、聞きなれた「トコトコトコ、、、」という燃料ポンプの動作音がしないことに気が付きました。原因は燃料ポンプの故障でした。

このFZ750は、1994年にFZR750(87年式 2LM)のエンジンに載せ替えた際、ワイヤーハーネスもFZR750に交換してありますが、FZR750の燃料ポンプは取付方法とホースの向きが異なるので、FZ750純正燃料ポンプを使用していました。
今回調達した部品は以下のとおりです。
部品名称 | 部品番号 | 価格 | 数量 | 備考 |
フュエルポンプコンプリート | 1AE-13907-01 | – | 1 | FZ750用 ヤマハ純正部品 |
※2023年11月補足
ヤマハ発動機 PC版パーツカタログの情報では、こちらのフュエルポンプコンプリート(部品番号 1AE-13907-01)は販売終了となっております。

FZ750純正燃料ポンプの新旧比較です。特に構造などは変わっていません。

燃料ポンプ交換後、車体の電源をオンにすると、「トコトコトコ、、、」という燃料ポンプの動作音が無事に聞こえました。エンジンも無事に始動できました。