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水温計が上がらない(その3:可変抵抗を探す旅)

メンテナンス

作業日:2023/08/12
走行距離:55077.9 Mile

ここまで、サーモ ユニットの交換(その1)、温度計の交換(その2)を行っても、ほとんど針が動かないFZ750の水温計。可変抵抗を入手して水温計の動作確認をおこないます。

水温計の仕組み

サーモユニットは温度で値が変化する抵抗です。
水温計はサーモユニット(部品番号 11H-83591-00)の抵抗値を表すメーターです。

FZ750のサービスマニュアルによると、水温計の温度とサーモユニットの抵抗値の関係は以下のようになっております。

水温計の温度サーモユニットの抵抗値
50℃153.9Ω (参考値)
80℃47.5Ω ~ 56.8Ω
100℃26.2Ω ~ 29.3Ω
120℃16.1Ω(参考値)
FZ750サービスマニュアルから抜粋した水温計とサーモユニットの抵抗値

水温計の針の位置を確認するため、可変抵抗を入手してメーターの動作を確認します。
可変抵抗はamazonでも購入できますが、この週末で作業を終わらせたいので、秋葉原の部品屋さんをめざします。

秋葉原 電材屋さんツアー

JR秋葉原駅に到着したら電気街口改札をでます。
新型コロナが「5類」に移行した2023年のお盆です。観光客でごった返しています。

観光客でごったがえす、2023年のお盆の秋葉原
人が映り込まないように少し上向きで撮影しています

客引きのメイドさんには目もくれず、電気街の千石電商をめざします。

昭和の時代からつづく千石電商
昭和の時代からつづく千石電商

昭和の時代からつづく千石電商は健在でした。可変抵抗は2階で扱っています。
ただ、ギターやベース用の補修用部品として扱っているせいか、見合う金額の部品がみつかりません。東京ラジオデパートに移動します。

昭和の時代を色濃く残す 東京ラジオデパート
昭和の時代を色濃く残す 東京ラジオデパート

東京ラジオデパートの中はシャッターが閉まった店もありますが、バイタリティーにあふれた店も健在です。

ラジオデパート内はシャッターが閉まった店もありますが、バイタリティーにあふれた店も健在です

東京ラジオデパートの電気部品店は昭和の雰囲気のままでした。
200Ωの可変抵抗はありませんでしたが、500Ωならばありました。お値段税込130円。

東京ラジオデパートの電気部品店

購入したの可変抵抗(500Ω Bカーブ)です。Bカーブは直線的な変化率の可変抵抗です。

炭素皮膜可変抵抗

次はメーターの測定と配線の確認を行ってまいります。その4に続きます。

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