作業日:2026年9月18日
走行距離:64957.7 Mile
FZ750のクラッチカバーの塗装が完了して、ライコランド柏店さんから戻って参りました。
前回は、廃番だったガスケット(2GH-15463-00)の互換品を入手して、クラッチカバーまわりのガスケット類がようやく揃ったところでした。あとは塗装の仕上がりを待つだけです。
仕上がりはどのような感じなのか、開梱して塗装の状態を確認したいと思います。
私のFZ750のエンジンはFZR1000(1987年式 2GH)のものとなりますこと、予めご了承ください。

ライコランド柏店とは
ライコランドは、全国に店舗を展開する大型オートバイ用品量販店です。1号店であるライコランド柏店は、バイク用品の販売やメンテナンスだけでなく、パウダーコーティングやバレル研磨などの表面処理サービスも行っています。
通常の塗装屋さんでは対応できない部品の脱着から施工まで、ワンストップで対応できるところが魅力です。
私のFZ750では、2023年に前後ホイールのパウダーコートを、2025年にフロントフォークのアウターチューブ、トップブリッジ、アンダーブラケットのパウダーコートとオイルクーラーのガンコートをお願いしています。今回で3回目の依頼となります。


塗装の依頼から納品まで
2026年8月上旬に、ライコランド柏店さんに相談の上で、クラッチカバーとカバーキャップを送付いたしました。約6週間後の2026年9月18日に、塗装が完了したパーツが代引きで自宅に届きました。

段ボール箱を開けると、新聞紙がぎっしり詰まっていました。塗装されたパーツはそれぞれプチプチでしっかりと梱包されておりました。上に載っている封筒には通販受注伝票が入っていました。
塗装後のパーツ
こちらがライコランド柏店さんで塗装して頂いたパーツです。
左側がクラッチカバーです。パウダーコートの七分艶ブラックで塗装して頂きました。
右側がカバーキャップです。バレル研磨の後、YAMAHAロゴを黒で塗り分けて、クリア塗装で仕上げて頂きました。

クラッチカバー
クラッチカバーは、パウダーコートの七分艶ブラックで塗装して頂きました。

以前、トップブリッジも同じ七分艶ブラックで塗装して頂きました。クラッチカバーは曲面が多いので、七分艶でも光をよく拾って、しっとりとした艶を楽しめますね。
手に取って、上側のボルト穴のあたりを見てみます。

ボルト穴のまわりは一段盛り上がった複雑な形状ですが、角までしっかり塗料が回り込んでいます。塗膜が薄くなって下地が透けているような箇所もありません。
続いて、下側です。

エンジンの形に沿ってうねるような曲面も、ボルト穴が並ぶフチの部分も、ムラなく均一に塗装されています。
パウダーコートは、静電気で帯電させた粉状塗料をアースされた素材に吹き付けます。そのため、こうした細かい凹凸や入り組んだ部分も綺麗に塗装することができます。
組み付けたとき内側となる面がこちらです。

パウダーコートは塗膜が厚いので、エンジンとの合わせ面が塗装されていると、ガスケットがうまく密着せずにオイル漏れの原因になりかねません。キチンとマスキングされているので、合わせ面と内側は素材の色であるアルミの色です。
不慣れな塗装屋とは異なり、マスキングするべき箇所は適切にマスキングされているので、安心して任せることができます。
カバーキャップ
カバーキャップは、バレル研磨の後、YAMAHAロゴを黒で塗り分けて、クリア塗装で仕上げて頂きました。

バレル研磨は、パーツを研磨材(メディア)と一緒に容器に入れて回転・振動させ、表面を均一に磨き上げる方法です。細かな傷がならされて、ムラのない落ち着いたアルミの地肌になります。
角度を変えてみると、表情が変わります。

光の当たり方によって、柔らかく光を反射したり、しっとりとしたアルミの質感が見えたりします。鏡面仕上げのようにギラギラせず、それでいてくすんだ感じもない、ちょうどよい仕上がりです。
カバーキャップの右下にある、えぐれたような曲面も綺麗に研磨されています。バレル研磨は、パーツ全体に研磨材が当たるので、こうした曲面の奥も均一に仕上がるのが良いところですね。

アルミの地肌のままだと、いずれくすみや白錆が出てしまいますので、クリア塗装で保護して頂いています。
YAMAHAロゴ
YAMAHAロゴを拡大してみます。

盛り上がった文字の部分だけが黒く塗り分けられていて、文字の輪郭もくっきりしています。はみ出しやにじみは見当たりません。
その上からクリア塗装がかかっているので、黒い文字にも艶があります。塗装前は腐食でロゴの黒がくすんでいましたが、これならYAMAHAの文字が遠目にもよく映えますね。
カバーキャップを仮置きしてみる
取り付けは次回ですが、どのような雰囲気になるのか、クラッチカバーにカバーキャップを仮置きしてみました。

七分艶ブラックのクラッチカバーの中に、アルミの地肌のカバーキャップが収まると、お互いの色が引き立ちます。黒のフチ取りが額縁のような役割をして、YAMAHAロゴのカバーキャップがより際立って見えますね。

黒いクラッチカバーにアルミのカバーキャップという組み合わせは、純正と同じです。オリジナルの雰囲気はそのままに、新品のような輝きを取り戻すことができました。
塗装前との比較
こちらが、その3でヤフオクで落札した塗装前のクラッチカバーとカバーキャップです。

クラッチカバーは塗装があちこち剥がれてアルミの地肌が見え、カバーキャップは腐食でまだら模様になっていました。塗装ベースとして割り切って購入したものとはいえ、塗装前と比べると雲泥の差です。

塗装の費用
今回、ライコランド柏店さんで塗装して頂いた費用はこちらです。
塗装後に自宅への代引き配送を依頼しましたので、送料と代引手数料も含めて総額32,340円(税込)でした。
| 品名 | 詳細 | 色・仕上げ | 金額 |
|---|---|---|---|
| パウダーコート・バレル研磨 | クラッチカバー、カバーキャップ | 七分艶ブラック/バレル研磨+ロゴ黒+クリア | 30,800円 |
| 送料 | – | – | 1,100円 |
| 代引手数料 | – | – | 440円 |
| 合計 | 32,340円 |

ライコランド柏店さん、前後ホイール、フロント周りに続き、今回も綺麗に仕上げて頂きまして、有難うございました。ボロボロだったクラッチカバーが、ここまで美しく生まれ変わるとは思わず、感激しております。

ライコランド柏店さんではパーツごとに塗装費用が設定されていますので、気軽に相談してみるのもよろしいかと思います。
次回は車体への取り付け
これで、塗装したクラッチカバーとカバーキャップ、その4で揃えたガスケット類と、取り付けに必要なものがすべて揃いました。
次回は、いよいよクラッチカバーを車体に取り付けます。
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