作業日:2023年7月29日
走行距離:55077.9 Mile
先日の雁坂トンネルツーリングの帰り、中央道走行中にフロントブレーキマスターのリザーバータンクステーが振動で破損してしまいました。大事に至らず本当によかったです。
リザーバータンクステーの破損状況
破損後は「桔梗信玄餅」のお買い上げシールと紐でリザーバータンクを固定して帰って参りました。
桔梗屋さん本当にありがとうございました。今後も山梨みやげは「桔梗信玄餅」一択です。
破損したのは、2020年12月に購入した、大手二輪用品店で販売されている「アルミフレキシブルプレート(M6用 80mm)」でした。
もう少し長持ちしてもらいたかったです。
リザーバータンク、ステー、リザーバータンクホースの交換
よい機会ですので、ブレーキマスターとクラッチマスターの両方のステーとリザーバータンク、リザーバータンクホースも交換します。また合わせてフルードの交換も行います。
こちらが新しいステーです。「POSH バイク用品 ビレットマスタータンクステー シルバー 80mm」ブレーキマスターとクラッチマスターで合計2個)です。
長さは80mm、厚みは8mmあります。是非とも長持ちしてもらいたいです。
最近はやりの透明のリザーバータンクです。
油面は見やすそうですが、フルードの汚れが見えるかはちょっと試さないとわかりませんね。
Daytona バイク用 マスターシリンダー タンク φ59mm ブレーキマスター スモークタンク
Daytona バイク用 マスターシリンダー タンク φ38mm クラッチマスター スモークタンク
リザーバータンクホースとクリップも併せて交換します。
Daytonaのリザーバータンクホースは柔らかくよい感じのRになります。私は定期的にこちらの製品に交換していますが、トラブルもなく耐久性もあります。
Daytona リザーバータンクホース 330mm
Daytona バイク用 ホースクリップ ワイド ホース外径φ12用 2個セット
ブレーキフルードとクラッチフルード交換
ブレーキフルードはいつもHONDA純正を使用しております。
というのも YAMAHAのブレーキフルードは500mlと100mlしかないこと。そしてちょっと割高なのが難点ですね。
ブレーキフルードが塗装面につくと塗装面にダメージを与えます。
よく養生をしてから古いフルード抜き、タンクとホースを取り外します。
新しいリザーバータンクとホース、ステーに交換して、新しいフルードを入れます。
このフロントブレーキマスター(Daytona NISSIN ラジアルブレーキマスターシリンダー)にはブリーダープラグがついているので、まずはここからエア抜きを行います。
左右のキャリパーともに古いフルードが入れ替わるまで、ブレーキレバーを握ってブリーダープラグを緩めて締めるを繰り返します。
作業が終わったら、ブリーダープラグに溜まったフルードを紙ウエスで吸い取ります。
この後、クラッチマスターの作業も終わらせました。
リヤのリザーバータンクやホースは交換しませんが、ブレーキフルードは一緒に交換します。
こちらも、古いフルードが入れ替わるまで、ブレーキペダルを踏んでブリーダープラグを緩めて締めるを繰り返します。
ブリーダーバルブのラバーキャップが劣化しているので、ブリーダーバルブ内に残ったフルードをウエスで吸い取ってから交換します。
リザーバータンクを交換してハンドル周りも精悍な感じになりました。
新しいリザーバータンクは透明度があり油面は分かりやすいですが、フルードの色はわかりにくいかもしれません。
これで今日予定していた交換作業は終了です。
フルードが付着している可能性もあるので、軽く車体を水洗いしましょう。