2024年8月2日(金)晴れ・猛暑
本日も東京は相変わらずの猛暑です。
宮ケ瀬ダムの下部にあるエレベーター乗り場が夏でも驚くほど涼しいと聞いたので、すごく行ってみたくなりました。
宮ケ瀬のオレンジツリーでランチを頂き、宮ケ瀬ダムを見学する、宮ケ瀬ランチツーリングにFZ750で行って参ります。
東京から宮ケ瀬
出発は午前10時半ごろです。東京インターから東名高速道路で厚木方面に進みますが、平日にも関わらず綾瀬バス停付近を先頭に渋滞が発生していました。
猛暑の高速道路は焼けたフライパンの上にいるように感じるほど暑いですが、慌てずに進みたいと思います。
東名高速道路 厚木ICから小田原厚木道路方面に進んですぐの出口で降りて、小田急線の愛甲石田駅の近くを走る県道604号線、603号線で清川村方面を目指します。
東丹沢 七沢温泉郷の看板のあたりまでくると、山が近くなってきた感じがしますね。
道の駅 清川
県道64号(伊勢原津久井線)を北上すると、道の駅 清川です。
ここまで、水分補給をしていませんでしたので、ここで休憩です。
道の駅 清川の1階では、地元の野菜や特産品を販売しています。
2階には、工芸品と休憩室、そして清川恵水ポークの豚丼や一日6食限定のおチャ(茶)ーシュー丼で人気の「恵水Kitchen」があります。次の機会には豚丼を堪能してみたいですね。
十分に水分を補給した後、ひんやりシャツシャワーを全身にスプレーします。
掛けた瞬間も気持ちよいですが、これで走り出すとさらに涼しさを感じることができます。
県道64号(伊勢原津久井線)を宮ケ瀬湖方面に進むとバイパスができていました。この辺りは民家の間を抜ける区間だったので、安心感がありました。
この区間も制限速度は30kmですので、のんびりと参りましょう。
宮ケ瀬湖に近づくと峠のようなワインディング区間になります。
宮ケ瀬湖
県道64号(伊勢原津久井線)を登りきると宮ケ瀬湖が見えてきます。
やまびこ大橋、虹の大橋を越えるとオレンジツリーに到着です。
Orange Tree(オレンジツリー)
こちらの大きなログハウスがオレンジツリーです。
敷地内に駐車スペースがあります。砂利なのでバイクの方はご注意ください。
店名 | 宮ヶ瀬湖 カフェ&レストラン Orange Tree(オレンジツリー) |
住所 | 神奈川県相模原市緑区鳥屋1738-14 |
電話番号 | 042-785-1887 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 10:00〜17:00(ランチ:10:00~15:00) |
店内はログハウスの美しく、そして柔らかい雰囲気です。
Car Magazineの表紙を長年描いていたBowさんの作品が飾ってあります。販売も行ってます。
ランチメニューからデミグラスハンバーグのセットを注文です。
こちらがデミグラスハンバーグ セット1,300円(税込)です。セットはパン/ライス・ドリンク付きですが、私は食後にコーヒーをお願いしたので、写真には飲み物は写っていません。
みっちりとした牛肉感を味わえるハンバーグでした。デミグラスソースの加減もよく牛肉の味が引き立ちます。とても美味しかったです。ご馳走様でした。
次回は、鶏肉のコンフィやパスタを食べてみたいですね。でもハンバーグにしちゃう気がしています。
鳥居原園地駐車場
オレンジツリーから少し移動すると、週末などバイクが沢山集まるスポットの鳥居原園地駐車場です。鳥居原園地駐車場は無料の駐車場です。宮ケ瀬湖と周辺の山々の眺めがよい場所です。
今日は平日で駐車場も空いていたので、宮ケ瀬湖を背景にFZ750の写真を撮影しました。
鳥居原園地駐車場からは虹の大橋も見えますね。
右の方に見える逆ローゼ橋(アーチが下についている橋)が虹の大橋です。
宮ケ瀬ダム
ここからは今日のメインの観光となる宮ケ瀬ダム見学です。
神奈川県立 あいかわ公園を起点に宮ケ瀬ダムを目指します。
あいかわ公園 南駐車場
あいかわ公園には、北駐車場と南駐車場の2か所がありますが、南駐車場の方が公園に近いです。
駐車場は平日は無料ですが、土曜日、日曜日、祝日及びゴールデン・ウィーク、夏休み、春休みは有料です。
普通車:500円/1回、大型・中型:1,500円/1回、二輪車:100円/1回
こちらのパークセンターという建物から宮ケ瀬ダムの下までは徒歩15分です。ロードトレイン「愛ちゃん号」という乗り物でも移動できますが、片道400円かかります。
街中に比べるとやや涼しいような気もするので、まずは歩いてみようと思います。
自然豊かな公園を抜けて、橋を渡ると宮ケ瀬ダムが見えてきました。
真夏の炎天下の歩行はかなり体力を削られます。帰りは素直に「愛ちゃん号」を利用しようと思います。
宮ケ瀬ダムの下
宮ケ瀬ダムの下に到着しました。
宮ケ瀬ダムの上には、エレベーター(無料)とインクライン(有料)で移動できます。
インクラインとは、宮ヶ瀬ダムの工事中に活躍したダンプトラック搭載型インクラインの一部を活用して設置されたケーブルカーです。最大傾斜角は 35度あるそうです。
下からインクラインを見上げるとこのような感じです。かなりの急勾配ですね。
宮ケ瀬ダム エレベーター
今日の楽しみである、宮ケ瀬ダム エレベーターで涼しいエレベーターです。奥に進みます。
エレベーターの乗り場に近づくと、通路から涼しい風が流れてきます。
猛暑の中、バイクと徒歩で移動してきましたので、生き返るほど体が冷えてきます。
こちらの説明のとおり、「ダム湖の深いところでは水温が1年中7℃くらいの低い温度に保たれています。その影響でダムコンクリートの中にあるこの通路も1年中15℃前後に保たれています。だから涼しいんですね。」とのことです。
体が冷えるまで、この冷気を堪能してからエレベーターに乗ります。
十分体が冷えたところで、エレベーターに乗り込みダムの上に向かいます。
エレベーターの中は、この構内に比べると普通の温度ですのでご安心ください。
宮ケ瀬ダムの上
エレベーターで宮ケ瀬ダムの上に到着しました。
こちらが宮ケ瀬ダムから宮ケ瀬湖方向の景色です。
湖の奥にそびえる山は、左の山が丹沢山、中央の山が東峰、右側が神奈川県で一番高い蛭ヶ岳と思われます。(AR山ナビに教えてもらいました)
こちらが宮ケ瀬ダムから宮ケ瀬湖方向の景色です。
肉眼では厳しかったですが、山の向こうに見えるビル群が横浜方面だそうです。
宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館
宮ケ瀬ダムの上には、水とエネルギー館という施設があります。
水とエネルギー館の1階と2階は、ダムや水資源やエネルギーに関する内容を楽しみながら学習できる体験型のアミューズメント施設です。水とエネルギー館の営業時間は 9:00~17:00、12月から3月は 10:00~16:00です。
館内の1階には、宮ヶ瀬ダム放流カレーで知られる、宮ヶ瀬ダム Lake Side Cafe.(レイクサイドカフェ)があります。こちらの営業時間は 11:00〜16:00(L.O.15:00)です。
レイクサイドカフェの宮ケ瀬ダム放流カレーはこちらを拝見ください。
宮ケ瀬ダム インクライン
帰りはインクラインで景色を楽しみながら移動しましょう。
インクラインの料金は、大人(中学生以上)往復700円、片道400円ですが、JAF会員の場合は片道360円となります。発券機にJAF会員大人のボタンがありますよ。
こちらがインクラインからの景色です。
インクラインはケーブルカーと同じく、2つの車両が一本のワイヤーでつながっています。中間地点でもう一両とすれ違います。
こちらがインクラインの車体です。他のケーブルカーとは異なるj形をしていますね。
ロードトレイン 愛ちゃん号
宮ヶ瀬ダムの下からは、流石に徒歩15分は体力的に厳しいので、ロードトレイン「愛ちゃん号」でパークセンターまで帰ります。料金は 大人(中学生以上)片道400円です。
宮ケ瀬ダムを堪能したところで、岐路につきます。
宮ケ瀬から東京
宮ケ瀬湖からは行きと同じく県道64号(伊勢原津久井線)で南に移動しますが、新東名高速道の伊勢原大山ICから東名高速道路に進みます。
港北PA(上り)
いつものように港北PAで一旦休憩です。
灼熱の東名高速道路でもFZ750のエンジン(1987年式 FZR1000のエンジンです)は熱ダレも感じさせないほどに落ち着いてます。ありがたいです。
その後も特にトラブルもなく、無事に帰宅いたしました。
噂通り、宮ケ瀬ダムのエレベーター(エレベーターの通路)は本当に涼しかったですが、真夏はもう少し涼しい方面のツーリングが望ましいかもしれませんね。
本日の走行距離:107.9 Mile(約 172.64 km)
11月のヤビツ峠・宮ケ瀬ツーリングでは、宮ケ瀬ダム放流カレーを食べて参りました。