作業日:2025/5/18
走行距離:211Km
今回はジムニーノマドにパナソニック製のETC2.0(Panasonic CY-ET2620GD)を取付けます。
納車後にすぐ使えるようにジムニーノマド納車前となる2025年4月にETC2.0本体とETC取付アタッチメント(エーモン 7225)を準備しました。
ETC2.0本体はなんとかなるにしても、ETC取付アタッチメント(エーモン 7225)はメーカーの対応表にも記載がなく、ジムニーノマドの実車を見ることなく注文したので、取り付けできるか不安がありました。
結論から申し上げると問題なく取付けることができますので、ご安心下さい。
今回準備したパーツや工具など
こちらはAmazonで販売されているセットアップ込みのETC2.0(Panasonic CY-ET2620GD)です。
注文後にセットアップに必要な①~③をメールや郵送すれば、自宅にセットアップ済みETCが届きます。
①委任状
②免許証※法人名義の車輌の場合は法人に属する方の名刺
③車検証のコピー(自動車検査証記録事項のコピー)
この価格でセットアップ込みですので、ご自身でETCを取付ける方にはベストな選択かと思います。
こちらは、ETC取付アタッチメント(エーモン 7225)です。
ジムニーやジムニーシエラだけでなく、ジムニーノマドでも問題なく取り付けできます。
内装はがしと通線ワイヤーのセットです。このくらいの工具で普通に作業ができました。
両面テープなどの貼り付け前の脱脂はこれ一本あれば大丈夫です。
配線作業にはビニールテープではなくハーネステープがあると便利です。
Panasonic CY-ET2620GDの取付け
ジムニーノマドの現在の状況
純正バックアイカメラを取付けたので、カーナビ取付けスペースのインパネガーニッシュとグローブボックスは取り外された状態のままです。
また、ディスプレーオーディオの取り付けも平行して行っているので、ACC、バッテリー+、アース線は延長ケーブルを作成して、グローブボックス裏でETCからの配線を接続する準備も行っています。
バッテリーのマイナス端子取外し
まずはバッテリーのマイナス端子を外してから作業に取り掛かります。
スターターボタンのパネル取り外し
スターターボタンが付いているパネルは手で引っ張るだけで外れます。
但し、裏の配線は余長が少ないので爪が取れたら、丁寧に後ろの配線とコネクタを確認します。

爪が外れたら、丁寧に裏の配線とコネクタを確認します。

この2個のコネクターを取り外すとパネルを取り外すことができます。

こちらが、ジムニーノマドのスターターボタンが付いているパネル(裏面)、パナソニック ETC2.0(Panasonic CY-ET2620GD)、エーモン7225 ETC取付アタッチメントです。

ジムニーノマドのETC取付け箇所のパネルをくり抜きます。
ETC取付け箇所には予め切れ目が入っていますので、繋がっている箇所をカッターで切ると綺麗にくり抜けます。

くり抜いたETC取付け箇所の裏からエーモン7225 ETC取付アタッチメントを仮止めしました。
エーモン7225 ETC取付アタッチメントはジムニーノマドにもピッタリです。
このアタッチメントはくり抜いた箇所の上下にも程よく隙間を埋めてくれるので、ETC本体が良い感じに収まりそうですね。

ETC本体(Panasonic CY-ET2620GD)をツライチに固定するとカードが抜けなくなりそうですね。
カードが抜きやすい位置を確認します。

Panasonic CY-ET2620GDの場合、上部には少しだけ隙間ができそうなので、エーモン7225 ETC取付アタッチメントに付属している隙間埋めテープを張ってからETC取付アタッチメントに両面テープで固定します。
隙間埋めテープや両面テープ貼りつけ箇所は予めシリコンリムーバーで清掃しておくとしっかり張り付きます。

ETCのアンテナ兼スピーカー取付け
ETC(Panasonic CY-ET2620GD)のアンテナ兼スピーカーはフロントガラスの上部に取り付けます。
それでは、ジムニーノマドの右側フロントピラーカバー付近のゴムカバーを外します。

右側フロントピラーカバーはクリップ2か所と下部の爪で止まっています。
工具は使用せず、手で手前に引くだけで右側フロントピラーカバーは取外しできます。

ETCのアンテナ兼スピーカーをフロントガラス上部に取り付けます。
上部はパナソニックの取付説明書に従い、車両側金属部分から2cm程度の間隔をあけ、ノイズ起因の誤動作などを避けるためデュアルカメラからも2cm程度右に寄せた場所としました。

ETCのアンテナ兼スピーカーのケーブルは右側フロントピラー内の既存車両ハーネスに沿って固定します。
通線用ワイヤーを用いて、アンテナ兼スピーカーのケーブルをスターターボタンのパネル取付け箇所まで通します。

無事にETCのアンテナ兼スピーカーのケーブルの通線ができました。

ETCの電源ケーブル通線
ETC(Panasonic CY-ET2620GD)の電源ケーブルはETC本体からメーター裏を経由して、ナビ取付けスペースに敷設します。

ETCの電源ケーブルは無事にナビ裏まで通すことができました。
通常はこの場所でACC、バッテリー+、アースと接続するのがよいと思います。
但し、私の場合はディスプレーオーディオ DMH-SF700をツライチに取付けています。
DMH-SF700の排熱などを考慮して少しでもスペースを確保するため、ETCの電源ケーブルスはグローブボックス裏まで引いてACC、バッテリー+、アースと接続しています。

ETC本体の動作確認
取付け完了後、アクセサリー状態にすると、ETC本体の青いLEDが点灯しました。
ETCのアンテナ兼スピーカーからも「カードが挿入されていません」というアナウンスが流れることが確認できました。
ちなみにこのETC本体の音声は声優の日髙のり子さんです。タッチの朝倉南風にしゃべったりはしていませんので、普通に聞くことができます。
これでETCの取り付けは完了です。

ETC取付け箇所をもう少しアップで撮影してみました。
極々普通にETCが付いています。

この後、実際にETCレーンを利用していますが、常に正しく動作しています。
これで高速道路や有料道路も気兼ねなく使えるようになりました。