オートバイのハンドル周りはシンプルが一番と考えていましたので、ハンドル周りにスマートフォンを取り付けることを躊躇していました。
しかし、先日のツーリングで不慣れな集合場所に向かうために度々バイクを停車させてスマートフォンの地図を見るのは不便だったので、そろそろ私もスマートフォンをバイクに取り付けることにしました。
今回使用するパーツ
走行中にスマートフォンが外れて破損や紛失したなどの悲惨な経験談を伺い、スマートフォン本体を挟みこむような「クランプタイプ」のスマートフォンホルダーは避け、私の周りで一番評判がよかった SP CONNECT(エスピーコネクト)を選定しました。ちょっと高額でしたが、スマートフォンの破損や紛失は避けたいですね。
私のFZ750 はセパハンなので取り付け方法はかなり悩みました。検討の結果、トップブリッジ上にアクセサリークロスバー(シャフト径φ22.2)を取り付けて、そこに SP CONNECT(エスピーコネクト)モトマウントプロを取り付けます。
※2024年1月現在、マウントヘッドは旧型[SPC]と新型[SPC+]の2種類入りです。
SP CONNECT のフォンケースは、iPhoneとGalaxy程度しか用意されていないので、スマホ側はユニバーサルを選択しました。
※2024年1月現在、マウントヘッド形状は新型SPC+のみ販売しているようです。
スマホの充電にはUSB電源が必要なので、コンパクトなデイトナ製のUSB電源を選択しました。
トップブリッジ上に取り付ける、デイトナ アクセサリークロスバー用シャフト 150mm ブラック(品番99426)です。2024年1月の時点では、150mm ブラックは廃盤のようです。
Amazonから上記のパーツが届きました。2020年6月時点では、SP CONNECT モトマウントプロとユニバーサル インターフェース(マウントヘッド形状は旧型SPC)のセット商品がありました。
SP CONNECT の取付け方検討
SP CONNECT モトマウントプロの付属品(一部)とユニバーサル インターフェースです。クランプスペーサー(写真中央上段の3個)で取付箇所の太さに応じて調整可能です。アダプターリング(写真中央中段の2個)で2段階に高さ調整が可能です。
※左側の黒いスマホカバーは付属品ではありません。
SP CONNECT モトマウントプロを真っ直ぐ仮組した状態です。アダプターリングは低です。
スマホ側のヘッドの中心からハンドル側のマウントの中心は、35mmぐらいのようです。
SP CONNECT モトマウントプロを真っ直ぐ仮組した状態です。アダプターリングは高です。
SP CONNECT モトマウントプロのアームを外して仮組した状態です。
スマホ側のヘッドの中心からハンドル側のマウントの中心は、40mmぐらいのようです。
SP CONNECT の取付け
では車体側の工作です。このトップブリッジはFZR750(87年式 2LM)のものです。このトップブリッジには、純正のセパレートハンドルを固定するための穴があり、そこに長いねじを取り付けて、アクセサリークロスバー用シャフト 150mmを取り付けます。
トップブリッジのネジの間隔よりもアクセサリークロスバー用シャフトの穴の間隔広いので、シャフト側のネジ穴をリューターで少し削りました。
トップブリッジとアクセサリークロスバー用シャフトを適切な高さに固定するため、アルミパイプ(直径9mm、厚さ1m)を2本用意してネジに通します。アルミパイプの切断にはパイプカッターを使用します。
最終的な SP CONNECT のマウントはこの位置になりました。スマホは縦と横の両方を試してみましたが、縦長の方が GoogleMapが見やすかったです。
スマホがメーター類を隠さない絶妙な位置がうまく見つかりました。アームがあって角度をつけることで微妙な距離が調整できる点も SP CONNECT は中々良かったです。
USBの充電ケーブルは暫定接続です。ぐるぐる巻いてあるのはご容赦ください。
SP CONNECT にスマホを取り付けて、SP CONNECT の全体がわかるように横から撮影してみました。トップブリッジよりもかなり高めの位置に取り付けられています。
SP CONNECT レビュー
2020年6月の取付けから4年以上使用しております。SP CONNECT レビューを書かせて頂きます。
2024年2月補足)
ナビ用スマートフォンは 格安中華スマホ UMIDIGI A3Sから Google Pixel 5a (5G)に変更しました。
これまで振動でスマホが故障するようなトラブルはありませんでしたが、スマホ入替のタイミングに合わせて、故障防止の観点から防振モジュールを取付けました。