2025年6月28日(土)晴れ
今年は6月は梅雨を感じることもなく既に夏です、猛暑です。
今年の夏に向けて注文したバイク用メッシュパンツが届いたので、試し履きを兼ねて美ヶ原方面に日帰りツーリングに行って参ります。
今回のルートは霧ヶ峰高原からビーナスラインで美ヶ原高原を目指し、その後は白樺平に抜けます。涼やかな高原を楽しんで参ります。
東京から諏訪南IC
本日は6時半ぐらいに東京の自宅を出発しました。
中央自動車道は既に混雑しておりました。もう少し早く出発するべきでした。
中央自動車道 初狩PA(下り)
圏央道との合流を過ぎると、中央道自動車道の流れも徐々に良くなりました。
今回は初狩PA(下り)で最初の休憩です。

エアコンが効いている店内に入り、冷たいお水を購入しました。しっかりと水分補給いたします。

水分補給とともに大切な「ひんやり シャツシャワー」を全身に吹き付けます。
6月で既に猛暑のツーリングなので、「ひんやり シャツシャワー」は必須ですね。

ビーナスライン
首都圏から美ヶ原に向かい場合は長野自動車道の岡谷ICから国道142号を通るルートも人気です。
今回は中央自動車道は諏訪南ICから長野県道40号線で霧ヶ峰を経由して、美ヶ原を目指します。
県道40号線はバイクや車も少なく比較的走りやすいルールです。

蓼の海(たてのうみ)
GoogleMapで県道40号線の近くに湖みたいなものがあったので、立ち寄ってみました。
小さな湖は蓼の海(たてのうみ)という名称で、周辺は公園として整備されています。

蓼の海は水田かんがい用のため池として大正12年に築造された人口の池です。
冬期間はスケートリンクとして整備され、数々の日本記録が打ち立てられたことから「記録製造リンク」と呼ばれていたそうですが、整備に多大な手間がかかるので昭和51年に蓼の海スケート場は閉鎖されたそうです。

現在はルアーとフライ専門の管理釣り場として楽しめるそうです。

ニジマスも見えるところをのんびり泳いでいました。

人が少なくのんびりと自然を楽しむにはよい公園でした。
蓼の海からビーナスラインには戻るしかありませんので、ツーリング向きの場所ではありませんね。

霧ヶ峰高原
蓼の海から県道40号線に戻り、登っていくと「霧ヶ峰高原」の看板です。

少し進むと霧ケ峰スキー場です。緑の丘にはリフトが見えます。
実はこの場所は高校生の春休みに当時乗っていたSUZUKI RG50Γ(ガンマ)で来たことがあるのです。スキーヤーに手を振られながら、雪の坂道を上がっていきました。
春休みにビーナスラインを目指すというのも若気の至りだったなぁ思い返しました。(ビーラスラインは冬季閉鎖なので、50Γでは走ることはできませんでした。)

写真を撮っていると、アクセルワイヤーの固定ネジが緩んでいることに気が付きました。

車載工具を取り出して、整備を始めます。

車載工具のドライバーで締めることができました。
トラブルになる前に気が付いてよかったです。

そしてこちらは、霧ケ峰スキー場に止まっていたキャタピラーが装着されたジムニーワイドです。
あまりにもカッコ良かったので、吸い寄せられるように写真を撮らせて頂きました。
自宅に帰ってから調べてみると、ノースウエスト社のハイパーデルタV2というキャタピラーを装着しているようです。

ノースウエスト社サイトによるとこのジムニーワイド(サイトではジムニーシエラと表記)は霧ヶ峰の犬ぞり大会のコース設営に使用されるそうです。
雪上を走っている姿を見てみたいものですね。

霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場
霧ケ峰スキー場から県道40号線を白樺湖方面に進むと県道194号線、通称ビーナスラインと交差する地点が霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場です。
こちらには、無料の駐車場、売店やトイレなどあります。

ビーナスライン周辺案内図を見て、現在地点を確認です。

南側には霧ヶ峰滑空場があります。小高い丘の上には羽を休めているグライダーが見えます。
その手前では、ウェディング写真の撮影も行われておりました。

車山
ビーナスラインを北上する前に「ころぼっくるひゅって」で一服しようと長野県道40号線を白樺湖方面に進んだ車山肩駐車場に参りました。

時刻は午前10時40分です。既にころぼっくるひゅっては長蛇の列となっておりました。
先を急ぎたいので、ころぼっくるひゅっては次回にします。

三峰茶屋近くの展望スペース
長野県道40号線を戻り、霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場からビーナスライン(長野県道194号線、県道460号線)を北上します。
本日は天気もよく景色も素晴らしいですが、ビーナスラインを走るバイクや車の量もほどほどだったので、快適に走ることができました。
三峰茶屋を少し過ぎたあたりの展望スペースにバイクを停めて景色を楽しみます。

この場所は、遠くの山々まで見渡せる視界が開けた場所です。

山の名称はちょっと分かりませんでしたが、素晴らしい景色です。

道の駅 美ヶ原高原
先ほどの展望スペースからビーナスライン(長野県道460号線)をもう少し北上すると道の駅 美ヶ原高原に到着です。

これまで幾度も美ヶ原には来ておりますが、今回が一番眺望が綺麗に見える気がします。
手前のオレンジ色のレンゲツツジも綺麗ですね。

この時の美ヶ原の眺望は今一つでしたね。
そろそろお昼ですので、道の駅 美ヶ原高原に参ります。

道の駅 美ヶ原高原の2階にあるレストラン・コンポートでランチです。
レストランという名称ではありますが、昭和時代のスキー場の食堂、サービスエリアの食堂、はたまた大学の学食のような内容です。
そのため、昼時でも比較的早く食事を頂くことができます。

食事のメニューはカレー、そば、うどんです。洒落た雰囲気は微塵も感じません。

注文を受けてから調理しますが、提供スピードはかなり速いです。

本日のランチは長野を味わうことができそうな、葉わさびそば+野沢菜ごはんセットにしました。
葉わさびそば+野沢菜ごはんセットは合計1,180円(税込)です。

食事後は、1階の売店でお土産を見てみましょう。

長野のわさびを感じることができそうな、QBB本わさび入りじっくり燻製スモークチーズときざみわさびをお土産に購入しました。

白樺平
美ヶ原高原から東京方面への帰路はビーナスラインを南下して中央自動車道を利用するルートがことが多かったです。
今回は長野県道464号線で武石経由で上信越自動車道から東京を目指します。

長野県道464号線はどちらかといえばマイナーなルートです。
二車線化されている区間も多いですが、一部は対向車がくるとドキドキするような見通しの悪い一車線の区間もあります。
美ヶ原から少し進んだあたりは、白樺平と呼ばれる白樺の林を抜ける美しい区間となります。

FZ750と白樺も写真に収めました。
初夏らしい若葉と白樺の白い幹が美しいですね。

よく見ると白樺の足元にオレンジ色のレンゲツツジも咲いてます。
レンゲツツジの花のシーズンは6月の上旬から下旬といわれるので、この季節ならではの景色のようです。
6月に美ヶ原高原に来たのは初めてなので、レンゲツツジは初めて見ました。

武石
長野県道464号線から県道62号線を進みます。気持ちが良いぐらい真っ直ぐな道ですね。
ここから上信越自動車道の東部湯の丸インターチェンジを目指します。

東部湯の丸ICから東京
東部湯の丸ICから上信越自動車道を経由して関越自動車道で東京に帰ります。
上信越自動車道を走ると灼熱地帯に戻ってきたことがすぐに分かりました。
今年の春にフィンを修正してガンコートで塗装したオイルクーラーに交換したせいもあるのか、この時期の高速道路の走行でも水温計は100℃にも満たない温度で安定していたのは安心ですし、うれしいです。
上信越自動車道 甘楽PA (上り)
バイクは十分に冷却されていても人間はそこまで冷却されませんので、甘楽PAで一休みです。
十分に水分を補給して、全身にひんやり シャツシャワーを吹きかけて体を冷却します。

そして、冷房の効いた屋内でしっかりと体を冷やします。

道の駅 美ヶ原高原を昼過ぎには出発したので渋滞が始まる前に帰宅することができました。
通常6月は梅雨の季節ですが、今年は梅雨を感じることもない真夏のような猛暑です。
次回のツーリングは天気や温度を見ながら考えます。
本日の走行距離:325.7 Mile(約 521.12km)