作業日:2014/05/10
走行距離:45717.8 Mile
先の記事「チェーンスライダー交換」の部品発注と併せて、長年交換していなかった冷却水のサーモスタットについても良い機会なので交換します。
今回調達した部品は以下のとおりです。
部品名称 | 部品番号 | 単価 | 数量 | 備考 |
ハウジング, サーモスタツト | 1AE-12417-00 | – | 1 | ヤマハ純正部品 |
サーモスタツトアセンブリ | 4FM-12410-00 | – | 1 | ヤマハ純正部品 *1 |
O-リング | 93210-49046 | – | 1 | ヤマハ純正部品 |
FZ750純正のサーモスタツト(品番 1AE-12410-00)は作動開始温度(バルブ開き始め温度)が82±1.5℃、バルブ全開温度95℃です。(FZ750サービスマニュアルの記載情報)
より早めにバルブが開く(ローテンプサーモスタット)として流用できるのが、YZF750R(型式 4FM)純正のサーモスタツト(品番 4FM-12410-00)です。作動開始温度は 71℃です。
しかし、サーモスタツトを取り外してみたら全開のままでした。サーモスタットの寿命は10年ぐらいとのことですので、ある程度走ったバイクは要確認ですね。
折角の機会なので、サーモスタツトハウジング(部品番号 1AE-12417-00)も交換します。
新しいサーモスタツトハウジングにサーモユニットとサーモスイッチを付替えてから車体側の冷却ホースに取り付けます。その後、新しいサーモスタツトを取り付けて、コンダクシヨンアセンブリと接続します。冷却ホースとバンドは比較的最近交換しているので少しだけ綺麗には見えますね。
折角なので冷却水の交換も行います。冷却水は安心のワコーズ ヒートブロックプラスです。
ワコーズ ヒートブロックプラスは 4Lです。FZ750の冷却水注入量(全容量)はサービスマニュアルの記載では2300ccですが、なんとか2回交換できる量です。
これで、夏に向けて冷却系の準備もこれで万端ですね。