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ジムニーノマド(JC74W)フォグランプLED 交換手順|PIAA LEH192(2500Kイエロー)角度調整も解説

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ジムニーノマド メンテナンス

作業日:2026年7月5日
走行距離:10,745Km

ジムニーノマド(JC74W)のフォグランプをLED化しました。純正のハロゲンバルブ(H16)から、悪天候に強いイエローLEDへの交換です。

選んだのはPIAAの「LEH192」(2500K)。バンパーを外さずにタイヤハウス側から作業できるので、DIYでも十分対応可能な内容でした。LEDバルブの選び方のポイントから交換手順、そしてジムニー系ならではの「バルブ角度」の調整ポイントまで、写真付きでまとめます。

ジムニーのフォグ用LEDバルブ選びのポイント

ジムニー系は、オフロードやアウトドアでの使用も想定すると、一般的な街乗り車とは異なる環境でフォグランプが使われます。バルブを選ぶ際に意識したのは、次の5つのポイントです。

  • ファンレス仕様を選ぶ:バンパー内部に砂や泥、水が入り込みやすいジムニーでは、冷却ファン付きLEDだとファンがロックして故障するリスクがあります。密閉性の高いヒートシンク構造(ファンレス)がベストです。
  • 一体型(コントローラーレス)が便利:フォグランプ裏のスペースは限られているため、別体コントローラーがあると固定場所に困ります。ソケットに直結できる一体型がおすすめです。
  • 「爆光」は避ける:格安の超高輝度バルブは対向車への迷惑になりやすく、車検に通らないリスクもあります。左右合計で3,000〜4,000lm程度の「実用的な明るさ」が目安です。
  • 角度調整(回転)機能付きを選ぶ:後述しますが、ジムニー系はバルブが傾いて装着されるため、発光部を回転できる機能は必須です。
  • 地域に合わせた色(ケルビン数)選び:雪が降らない地域なら、ゲリラ豪雨や濃霧などの悪天候に強い「イエロー」か、ヘッドライトと色味を統一できる「ホワイト(6000K〜6500K)」がおすすめです。

選んだのはPIAA LEH192(2500Kイエロー)

これらの条件をすべて高い次元でクリアしていたのが、老舗ブランドPIAAの LEH192 です。H8/H9/H11/H16共用のヘッド&フォグ用LEDバルブで、車検対応の黄色光3年間保証付きです。

  • 完全ファンレス&一体型で、砂・水に強く取り付けもポン付け
  • 明るさは左右合計3,600lmと、対向車に迷惑をかけない絶妙な実用光量
  • 悪天候で高い視認性を発揮する2500K(雨・霧に強いイエロー)
  • ジムニー系に必須の発光部の角度調整機能を搭載

ヒートシンクは放熱フィンが刻まれた密閉構造で、冷却ファンはありません。発光部は純正バルブと同形状の超小型タイプなので、灯体への干渉もありません。


PIAA LEH172(6600K ホワイト) H8/H9/H11/H16共用のヘッド&フォグ用LEDバルブはこちらです。

今回準備した工具

今回準備した工具は内張りはがしとプラスドライバーだけです。

交換作業(右側から)

作業は右側から行いました。フォグランプの交換は、ハンドルをいっぱいに切ってタイヤハウス内に作業スペースを作れば、ジャッキアップ不要で作業可能です。

タイヤハウスのカバーを外す

バンパー裏(右側)のタイヤハウスにあるクリップ3個とスクリュー3個を取り外します。クリップは内張りはがし、スクリューはプラスドライバーで外します。

ジムニーノマドの右側タイヤハウスのカバーを外す
ジムニーノマドの右側タイヤハウスのカバーを外す

スクリューのうち1個はカバー下側にあります。こちらも外した方が作業性が上がります。

ジムニーノマドの右側タイヤハウスの下部にあるスクリューも外すと作業性が上がる
ジムニーノマドの右側タイヤハウスの下部にあるスクリューも外すと作業性が上がる

純正バルブの取り外し

カバーをめくると、フォグランプの裏側にアクセスできます。

私のジムニーノマドは購入から1年2か月、走行距離は1万1千キロ弱です。何度か林道を走った程度です。思いのほか、泥水が侵入して、乾いた砂がバンパー裏にも付いてますね。ファンレスLEDが正解ですね。

では作業を進めましょう。バルブからハーネスのコネクターを抜きます。コネクターのツメを押さえながら、下方向へ引き抜きます。

ジムニーノマドのバンパー裏に砂が付着している!フォグランプはファンレスLEDが正解ですね
ジムニーノマドのバンパー裏に砂が付着している!フォグランプはファンレスLEDが正解ですね

次に、バルブ本体を反時計回りに回して取り外します。純正バルブはOSRAM製 H16(12V 19W)でした。

ジムニーノマドのフォグランプのバルブ本体を反時計回りに回して取り外す
ジムニーノマドのフォグランプのバルブ本体を反時計回りに回して取り外す

取り外したOSRAM製 H16 (上段)とPIAA LEH192(下段)の比較です。LEH192は発光部が純正バルブと同位置なので、そのまま入れ替えるだけで装着できます。

OSRAM製 H16 (上段)とPIAA LEH192(下段)の比較
OSRAM製 H16 (上段)とPIAA LEH192(下段)の比較

重要ポイント:バルブは約15°傾いて装着される

ここがジムニー系ならではの注意点です。実は、ジムニーノマド(ジムニー、ジムニーシエラも同様)のフォグランプは、灯体の構造上、バルブが約15°傾いた状態で装着されます。

ジムニーノマドのフォグランプは約15°傾いている
ジムニーノマドのフォグランプは約15°傾いている

全方向に光が出るハロゲンバルブなら傾いていても問題ありませんが、発光面が側面にあるLEDバルブでは、この傾きがそのまま配光の乱れにつながります。角度調整機能のないLEDバルブを選んでしまうと、リフレクターに光が均等に当たらず、本来の性能を発揮できません。

発光部の角度調整

PIAA LEH192には発光部の位置調整機構が備わっています。バルブのイモネジ(1か所)を付属の六角レンチで半回転程度緩め、シャフト(バルブ発光部)を回転させて角度を調整します。

PIAA LEH192には発光部の位置調整機構が備わっている
PIAA LEH192には発光部の位置調整機構が備わっている

調整後はイモネジを締め込んで固定します。取扱説明書によると、イモネジは緩めすぎると外れてしまうため、1回転半以上緩めないよう注意が必要です。

ジムニーノマドに合わせてPIAA LEH192の発光部を回転させる
ジムニーノマドに合わせてPIAA LEH192の発光部を回転させる

これで、灯体に装着した状態でバルブ発光部が垂直になり、LEDの光がリフレクターに均等に当たるようになりました。

ジムニーノマドに合わせてPIAA LEH192の発光部が垂直になった
ジムニーノマドに合わせてPIAA LEH192の発光部が垂直になった

あとはバルブにハーネスのコネクターを取り付け、タイヤハウスのカバーを元に戻せば右側は完了です。

左側も同様に作業

左側も右側と同じ手順で作業を行います。クリップとスクリューの位置も右側と対称の配置です。

ジムニーノマドの左側タイヤハウスのカバーを外す
ジムニーノマドの左側タイヤハウスのカバーを外す

左側のバルブも右側と同じ方向に傾いて取り付けられています。発光部の角度調整をしたLEDバルブと交換します。

ジムニーノマドの左側のフォグランプもLEDバルブに交換する
ジムニーノマドの左側のフォグランプもLEDバルブに交換する

タイヤハウスのカバーを元に戻せば左側も完了です。

点灯確認

点灯してみると、左右とも純正のハロゲンより明るいものの、いわゆる「爆光」ではない、ちょうど良い明るさです。2500Kのイエローは見た目にも雰囲気があり、雨や霧の日の視認性にも期待できます。

ジムニーノマドにはPIAA LEH192(黄色LEDバルブ)が似合う
ジムニーノマドにはPIAA LEH192(黄色LEDバルブ)が似合う

光軸の調整は行っていませんが、壁を照らして高さを測ったレベルでは問題ありませんでした。LED発光部の角度をきちんと合わせたおかげか、配光のバランスも良好です。バランス良くリフレクターに光が回っています。

LED発光部の角度をきちんと合わせたのでジムニーノマドのフォグランプは配光バランスが良好となった
LED発光部の角度をきちんと合わせたのでジムニーノマドのフォグランプは配光バランスが良好となった

まとめ

ジムニーノマドのフォグランプLED化は、タイヤハウスのカバーを外すだけで作業でき、比較的取り組みやすい内容でした。作業時間は、発光部の角度調整を丁寧に行って左右合わせて45分程度でした。

今回あらためて感じたのは、ジムニー系はバルブが約15°傾いて装着されるため、発光部の角度調整機能が欠かせないということです。この一点を外すと、せっかくLED化しても配光が乱れてしまいます。

PIAA LEH192はファンレス・一体型・適度な明るさ・角度調整機能付きという条件をすべて満たしており、ジムニーのタフな使用環境でも長く安心して使える、まさに「間違いない」選択肢の一つだと感じました。イエロー以外の選択肢も含めた具体的なバルブの選び方は、別記事で詳しくまとめる予定です。

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