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【10年使用レビュー】RSタイチ GP-X(NXT053)レーシンググローブ|同じモデルを再購入しました

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はじめに

バイク用グローブを選ぶとき、「安全性」「操作性」「価格」「耐久性」のバランスに悩む方は多いのではないでしょうか。

筆者は2016年にRSタイチ GP-X(NXT053)を購入し、約10年間にわたって使い続けてきました。さすがに樹脂部分の劣化が目立ってきたので、新しいグローブへの買い替えを検討。各社のグローブを比較した結果——選んだのは、まったく同じ「GP-X(NXT053)」でした。

なぜ他社製品ではなく、同じモデルを選んだのか。10年使い倒したからこそ語れる、リアルなインプレッションをお届けします。

左が今回購入した新品、右が10年使用した旧グローブ。同じ RSタイチGP-X(NXT053)です。
左が今回購入した新品、右が10年使用した旧グローブ。同じ「RSタイチ GP-X(NXT053)です。

RSタイチ GP-X(NXT053)のスペック・外観チェック

まずは基本スペックと外観を確認していきましょう。

項目スペック
製品名GP-X RACING GLOVES
品番NXT053
メーカーRSタイチ(RS TAICHI)
素材本革(カウハイド)
プロテクションカーボンナックル、樹脂プロテクター(指部・手の甲・小指側)、手のひらスライダー
カラー(今回購入)BLACK
BLACK/RED
WHITE/BLACK ←今回購入
WHITE/RED
サイズS、M、L、XL、XXL
価格(税込)¥15,400
生産国中国

カテゴリは「レーシンググローブ」ですが、サーキット専用というよりもストリート〜スポーツ走行までカバーする万能型。手の甲には大型のカーボンナックルガード、各指にも個別の樹脂プロテクターが配置され、手のひら側には転倒時のスライダーまで装備されています。

RSタイチ GP-X NXT053 手の甲側
カーボンナックルガードと各指のプロテクターが目を引きます。

RSタイチ GP-X NXT053 手の甲側|カーボンナックルガードと各指のプロテクターが目を引きます。
RSタイチ GP-X NXT053 手の甲側|カーボンナックルガードと各指のプロテクターが目を引きます。

RSタイチ GP-X NXT053 手のひら側
グリップとの接触部分の補強と手のひら下部の衝撃を吸収するフォームパッドが装備されています。

RSタイチ GP-X NXT053 手のひら側|グリップとの接触部分の補強と手のひら下部の衝撃を吸収するフォームパッドが装備されています。
RSタイチ GP-X NXT053 手のひら側|グリップとの接触部分の補強と手のひら下部の衝撃を吸収するフォームパッドが装備されています。

価格は税込15,400円。実売価格1万円台前半でこの装備内容は、率直に言ってかなりお買い得な部類だと思います。

【メリット】実際に使って感じた「ここが推せる!」

実売価格1万円台前半とは思えない圧倒的な「安心感」

最大の魅力は、価格を超えた安全装備の充実です。

カーボンナックル、指関節のハードプロテクター、小指側の補強、手のひらスライダー——いずれも上位モデルに引けを取らない構成。万が一の転倒時に「ここを守ってほしい」と思うポイントが、しっかりカバーされています。

10年間、幸い大きな転倒はありませんでしたが、ちょっとした立ちゴケや、低速での「ヒヤッ」とした場面で手を守ってくれた経験は何度かあります。「保険」としての安心感は、走行中の心の余裕にも直結すると実感しています。

「買ったその日から手に馴染む」抜群の操作性

レーシンググローブと聞くと「ゴワゴワして馴染むまで時間がかかる」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかし、GP-Xは最初から指の曲げやすさ、グリップ感が秀逸。革質が柔らかく、ブレーキレバーやクラッチの操作、スロットルのきめ細かな調整がストレスなく行えます。

今回新品を購入して改めて感じたのは、「ああ、新品でもこんなにすぐ馴染むんだ」ということ。慣らし期間がほぼ不要で、買ったその日からツーリングに出かけられます。

ストリート〜ワインディングでも浮かないデザイン性

「レーシンググローブ」という名前に身構える必要はありません。デザインは比較的シンプルで、街乗りでも違和感なし。

ワインディングでスポーティに走るときはもちろん、近所のコンビニまでのチョイ乗りでも気軽に使えます。用途を選ばない万能さは、とても大きなメリットです。

【デメリット】ここだけは購入前に知っておくべき注意点

正直にデメリットもお伝えします。

1.真夏はさすがに暑い(通気性はそこそこ)

本革製である以上、避けられないのが真夏の暑さ

手の甲側や指の間にパンチング(穴あき)加工はあるものの、本格的なメッシュグローブと比べると通気性は劣ります。気温30℃を超えるような真夏のツーリングでは、汗で手の内側が蒸れる感覚があります。

筆者は真夏のツーリングでは、ワークマンの夏用グローブを併用しています。GP-Xはスポーツ走行や春秋メインで使い、酷暑日は通気性重視のサブグローブに切り替える運用がおすすめです。


▶ 参考:ワークマンの夏用グローブのレビュー記事

【10年耐久インプレ】10年間使い倒して分かったリアルな経年劣化

ここからが本記事の核心、10年使ったリアルな劣化状況です。

樹脂プロテクターの劣化・割れ

長年の紫外線と熱で、手の甲の樹脂プロテクターの一部が割れ・ヒビを発生していました。また、白い樹脂部分は経年で黄ばみ・変色しています。

RSタイチ GP-X(NXT053) 樹脂部分の劣化|樹脂パーツの劣化と変色。10年使えばこのくらいは仕方ないところ。
RSタイチ GP-X(NXT053) 樹脂部分の劣化|樹脂パーツの劣化と変色。10年使えばこのくらいは仕方ないところ。

親指の補強部分に穴

最も顕著だったのは、親指の補強部分の擦れ。グリップと触れる部分なので、長年の摩耗で補強部分に穴があいてしまいました。

RSタイチ GP-X(NXT053) 親指の補強部分の擦れ|グリップと触れる部分なので、長年の摩耗で穴があいてしまいました。
RSタイチ GP-X(NXT053) 親指の補強部分の擦れ|グリップと触れる部分なので、長年の摩耗で穴があいてしまいました。

革部分の状態

本革部分は汚れや一部傷んでいる箇所があるものの、裂けるレベルの劣化はなし。縫製もしっかりしており、構造的には問題はありませんでした。

RSタイチ GP-X(NXT053) 革部分の状態|左が今回購入した新品、右が10年使用した旧グローブ。
RSタイチ GP-X(NXT053) 革部分の状態|左が今回購入した新品、右が10年使用した旧グローブ。

結論:「10年使えるグローブ」だった

樹脂や擦れ部分は劣化したものの、革と縫製の本体構造は10年経っても健在。1万5,000円のグローブを10年使えたと考えると、年間1,500円のコスト。これはコスパが良いと言えるのではないでしょうか。

そして何より、10年使って「次も同じものを選ぼう」と思える信頼感。これがGP-X(NXT053)を再購入した最大の理由です。

まとめ:GP-X(NXT053)はどんな人におすすめ?

10年使った経験を踏まえて、このグローブを特におすすめしたいのは以下のような方です。

  • 初めての本格的なレザーグローブを探している方
    → 1万円台で必要十分なプロテクションが揃う
  • ストリートからスポーツ走行まで1つでこなしたい方
    → 用途を選ばない万能性
  • 「長く使える1つ」を選びたい方
    → 10年使えた実績
  • 国産メーカーの安心感を重視する方
    → RSタイチのブランド信頼性

逆に、以下の方には別の選択肢を検討するのもアリ。

  • 真夏のツーリングがメインの方
    → 夏用メッシュグローブを選択、もしくは併用
  • 本格サーキット走行をする方
    → 上位モデルのGP-EVOシリーズを検討

「迷ったらGP-X」。10年使った筆者が、自信を持って言える一言です。次の10年も、このグローブと一緒に走り続けます。

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