格安スマホ「DOOGEE Note56」をAmazonで購入しましたが、技適マークなし(使用すると、電波法違反違反)という致命的な問題があり、Amazonに返品しました。
次に選んだのは、Motorolaの「moto g05」。技適マークありで安心、Android Auto対応、そして1万円台というコスパの高さが魅力です。
本記事では、DOOGEEから乗り換えた理由、moto g05のスペック、実際の使用感、DOOGEEとの比較を詳しくレビューします。ナビ用スマホやサブスマホを検討している方は必見です。
Motorola moto g05を選んだ理由
DOOGEE Note56を返品した後、次に選ぶスマホの条件は明確でした。
①技適マークありで日本国内で合法的に使えること
②Android Auto対応で車載ディスプレイと連携できること
③価格は1万円台でコスパが高いことです。
その条件を満たしたのが、Motorolaの「moto g05」でした。
Motorola(モトローラ)は、世界初の市販携帯電話を発売したアメリカの会社です。現在はLenovo(レノボ)のグローバルブランドで世界各国でスマホを販売しております。
日本国内で正式販売されているため、技適マークも取得済みで安心です。さらに、Android Auto対応が確認されており、ナビ用途に最適。
Amazonでの実売価格は 14,364円(2025年12月時点)です。老舗メーカーのスマートホンが、低価格中華スマホと同じ価格帯であることが驚きです。
Motorola moto g05のスペック概要
こちらがMotorola moto g05のスペック概要です。価格を抑えるためか5G回線には非対応ですが、CPUはオクタコア(8コア)、物理メモリ8GBと中々の上出来ではないかと思います。
| OS | Android 15 |
| CPU | MediaTek Helio G81 Extreme (2.0GHz x 2 + 1.7GHz x 6) |
| メモリー | 8GB物理RAM+最大16GBのRAMブースト=最大24GB |
| 内蔵ストレージ | 128GB |
| ディスプレイ | 6.7インチ (720 x 1604) リフレッシュレート90Hz |
| カメラ | 背面:50MP/前面:8MP |
| バッテリー | 5,200mAh |
| 携帯電話回線 | 4G(5G非対応) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz/5GHz |
| サイズ (高さx幅x厚さ) | 約165.67mm x 75.98mm x 8.17mm |
| 重さ | 約188.8g |
| インターフェース | USB Type-C (USB 2.0) |
| microSD | 最大 1TB microSDカードに対応 |
| 防水 | IP52準拠(防滴レベル) |
こちらが Motorola moto g05のパッケージと本体です。このスマホには透明ケースが付属されています。

moto g05の背面は、合成皮革のような細かい模様が付いています。他のスマホとは異なる雰囲気です。
また、背面カメラ(アウトカメラ)は、2個付いているように見えますが、実はカメラは1つです。上側が50MPカメラ、下側はカメラのように見える「環境照度センサー」です。

Motorola moto g05を実際に使ってみました
Motorola moto g05に旧スマホのSIM(IIJmio nanoSIM)を挿入して、スマホの初期設定を行いました。IIJmioのAPN設定は不要でした!自動的にSIMを認識して、正常に4G通信できました。
普段使用するブラウザ(GoogleChrome)及び各種アプリの動作はサクサク快適で、サブスマホとしては十分なスペックでした。(このスマホでは硬度なゲームは動作させる予定はありません)
技適マークはあり!
DOOGEE Note56では、技適マークがありませんでしたので、Motorola moto g05では初期セットアップ後に技適マークを確認を行いました。
設定→スマートフォン情報→規制ラベルを開くと、以下の画面にて、技適マークが表示されました。
総務省の技術基準適合証明等を受けた機器の検索にて、技術基準適合証明番号[R]202-JCE142は、Motorola Mobility LLC moto g05(型番:XT2523-5)の物であることが確認できました。
![Motorola moto g05には、技適マークは当然あり!技術基準適合証明番号[R]202-JCE142](https://fz750.jp/fz750/wp-content/uploads/2025/12/Screenshot_20251222-083027-269x600.png)
Android Auto
Android Audioは問題なく使用できます。
Pioneer DMH-SF700の操作やスクロールなどもストレスなく利用できます。

一つだけ解決できない問題があります。ジムニーノマドのエンジン始動時に、ディスプレーオーディオ(Pioneer DMH-SF700)でAndroid Autoが自動起動しないのです。
スマホ側やディスプレーオーディオ側の「AndroidAutoを自動的に起動」を常時やデフォルト(車両の設定)など色々設定しても解決できません。セキュリティーのロック解除延長の信頼できるデバイスで、DMH-SF700(Bluetooth)追加しても改善に至ってません。
スマホのロックを解除すれば、Android Autoは起動しますので、そこまで大きな問題ではないのですが、ちょっとだけ不便です。
バッテリーモニター ANCEL BM200
現在、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度を利用して、検証中のバッテリーモニター(ANCEL BM200)の動作も正常です。FZ750に取付けたANCEL BM200とBluetoothで接続すると、バッテリーの電圧やSoCはこれまで同様に確認できます。

SP CONNECT ユニバーサルインターフェイス 取り付け
私のオートバイ(FZ750)では、「SP CONNECT」を用いて、トップブリッジにスマホを固定しています。
旧スマホで使用していたSP CONNECTの「ユニバーサルインターフェイス SPC+」を剥がして、両面テープの貼り付きがよいTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)のケースに超強力両面テープで固定しました。

今回使用した、スコッチの超強力両面テープはこちらです。
「SP CONNECT ユニバーサルインターフェイス SPC+」の上手な貼り付け方は、こちらをご参照ください。
スマホケースに「SP CONNECT ユニバーサルインターフェイス SPC+」を貼り付けて、暖かい部屋で重しを乗せて24時間放置しました。
「SP CONNECT ユニバーサルインターフェイス SPC+」は、がっちりと固定されました。
これなら、バイクの走行中にスマホが落ちるといったトラブルは生じなさそうです。

Motorola moto g05レビュー
Motorola moto g05をジムニーノマドのディスプレーオーディオ(Pioneer DMH-SF700)のAndroid Auto用スマホとして、FZ750のナビとしてのGoogleMapスマホなどとして使ってみました。
良い点や気になる点を挙げてみました。
Motorola moto g05の良い点
- コストとパフォーマンスのバランスはGOOD
CPUはオクタコア(8コア)、物理メモリ8GBなので比較的サクサク快適。この価格帯なので、5G回線に対応していないのは許容範囲と思ってます。 - 老舗の安心感、技適マークも当然取得
モトローラ製の日本国内で正式に発売されている機器ですので、技適マークを取得しているのも、当然です。サポート窓口も日本国内にありますので、他の中華スマホとは異なります。
Motorola moto g05の気になる点
- あえて申し上げるのであれば、Android15である点
この価格なので申し上げにくいですが、2025年3月発売のスマホなので、Android16に対応して欲しかったです。
技適マークのない中華スマホ「DOOGEE Note56」をAmazonで購入しましたが、技適マークが無いスマホをだったので返品しました。返品後に吟味を重ねて、「Motorola moto g05」に辿り着きました。
Motorola moto g05は、1万円中盤のスマホの中で、最も優れたスマホであると私は確認しております。




