2024年9月23日(月・祝日)晴れ、志賀草津道路は一時雨
今年の9月は公私ともにバタついて、バイクのエンジンを掛けるチャンスがありませんでした。
本日 9月23日(月)は秋分の日の振替休日です。天気も良さそうなので、FZ750で秋を先取りできそうな志賀草津道路(志賀草津高原ルート)を廻るツーリングに行ってきます。
東京から草津
今日は朝6時には出発準備が整っていましたが、東京の雨はなかなか上がりませんでした。
ずっと空の様子を伺っていましたが、7時半の時点で東京以北は雨は降っていないので、小降りになったタイミングで自宅を出発しました。
寄居PA (下り)
首都高から外環道を経由して関越自動車道で草津を目指します。
三芳PAあたりで休憩の予定でしたが、関越自動車道の流れが順調だったので、寄居PA(下り)で休憩を取ることにしました。
渋川伊香保IC
関越自動車道 寄居PAからもう少し北上して、渋川伊香保ICで降りました。
上信自動車道から国道145号線を経由して、ローソン 吾妻岩島店でちょっと休憩です。
今日はツーリングに出かけて良かったなと思える青空でした。
道の駅 八ッ場ふるさと館
国道145号線をもう少し進むと、道の駅 八ッ場ふるさと館です。
こちらは足湯を楽しめる施設ですが、三連休で観光客が多かったので早々に退散しました。
草津温泉
国道145号線と国道406号線の交差点から国道292号(元有料道路の草津道路)が始まります。一般の車も多いので、車の後ろをのんびりと進むと15分ぐらいで草津に到着です。
草津温泉は初めて参りましたので、温泉街の中心に位置する「草津温泉湯畑」をちょっとだけ見てみました。草津の温泉は、別の機会にのんびり楽しみたいと思います。
草津から志賀高原
草津温泉から国道292号線(元有料道路の志賀草津道路)で志賀高原を目指します。
草津温泉街を離れると徐々に緑が増えて参ります。
この先の殺生河原周辺は、草津白根山の噴火警戒レベルが「レベル2」となって通行止めとなることがありました。
2019年以降は通行可能ですが、駐停車禁止となっています。「卵が腐ったような臭い」と呼ばれる硫化水素臭がバイクだと良く分かりました。
殺生河原を抜けると、これまで登ってきた道が眼下に見えるようになってきました。
この壁面は圧巻ですね。
見晴台
見晴台にバイクを停めて、景色を眺めてみます。
見晴台から白根山方面の景色です。この先もつづら折りの道が続きます。
草津までの道中はかなり綺麗な青空でしたが、山を登るにつれて雨が降りそうな黒っぽい雲が増えてきました。
見晴し台P
こちらはGoogleMapでは「見晴し台P」と書いてある駐車場です。
見晴し台Pの方がこれまで登ってきた道がよく見れます。
案内図によると、中央の遠くに見える山々が赤城山系、右の遠くに見える山々が榛名山系らしいです。
見晴し台Pを出発したら、日本国道最高地点までは上り坂が続きます。
日本国道最高地点
日本全国の国道の中で標高が一番高い地点です。こちらの標高は 2,172mです。
日本国道最高地点に到着する少し前から雨が降り出してしまいました。日本国道最高地点では、雄大な眺望が楽しめるかと思ってましたが、景色は何も見えませんでした。
先日買ったばかりのレインウェア(ヤマハ サイバーテックスII ダブルガードレインスーツ YAR30)を着ます。
ツーリングでの雨天走行は残念ですが、レインウエアの機能を確認するには絶好の機会ですね。
雨天走行はこの先も続きますが、このヤマハ製のレインウェアは快適でした。ご興味があればこちらをご覧ください。
県境の宿 渋峠ホテル
日本国道最高地点からバイクで数分走ると渋峠ホテルに到着です。建物が群馬と長野にまたがっていることを意味するこのデザインはSNSなどでもかなり有名です。
ずぶ濡れのカッパやヘルメットを持参して入館してもよいか確認したところ快諾して頂きました。雨のツーリングでは入店する施設さんにご迷惑がかからないか確認していますが、こちらは安心して利用できる施設です。
向かいの駐車場にバイクを停めて、渋峠ホテルでランチを頂くことにしました。
喫茶は群馬県側、食事は長野県側で頂くことができます。
喫茶と食事ともフロント右側の食券機でチケットを購入します。
食事のメニューは大きく分類すると、カレー、うどん、らーめん、おでん、生姜焼き丼となります。
今日のランチは、ハンバーグカレーです。番号が呼ばれたらカウンターに取りに伺うセルフ方式です。
お味はいたって普通ですが、標高2152mにあるこちらの建物で食事や水が頂けるだけで十分なサービスです。
食後は、群馬と長野にまたがるFZ750の写真を撮影してから志賀高原方面を目指します。
雪が多い場所柄、スノーシェードが付いているところがいくつかあります。
横手山ドライブイン
渋峠ホテルからバイクで数分走ると横手山ドライブインに到着です。
駐車場はこの写真の周辺と建物の反対側にもあります。
横手山ドライブインは、1階が土産物店、2階がレストランです。
天気が良ければ、2階で眺望を眺めながらコーヒー頂くのは素晴らしいと思われます。次回は晴れているときに訪れたいです。
横手山ドライブインから志賀高原に向かって徐々に標高が下がってくると、標高の高いところには生えていなかった木々が増えてきました。
もう少し志賀高原に近づくと、白樺の木が多くなってきました。
志賀高原 山の駅の近くには「只今の気温」が表示されていました。気温はなんと14℃です。
今年2024年は9月中旬になっても日本列島は最高気温が35℃を越える異常な気温が続いてましたが、さすがに14℃は涼しいを通り越して、寒さを感じるほどでした。
志賀高原
志賀高原に到着です。蓮池広場にある立派な志賀高原の看板の前で記念撮影です。
緑が広がる雪のないスキー場も中々よいものですね。
志賀高原 山の駅
志賀高原 山の駅でちょっと休憩です。
こちらは2011年に廃止された、志賀高原ロープウェイ蓮池駅を改装した施設です。施設には、駐車場、売店、カフェ、そしてつけ麺の大勝軒があります。一番の魅力は地下のトイレが綺麗なことです。
志賀高原ロープウェイの乗り場と当時の車両を見ることもできます。
志賀高原ロープウェイは、こちらの蓮池から正面に見える山の中腹にある発哺温泉(ほっぽおんせん)までの全長1500mを8分で結んでいたそうです。
志賀高原 山の駅の売店は ヤマザキYショップです。お土産が多いですが、飲み物なども売っています。
志賀高原ロープウェイは廃止されましたが、志賀高原ゴールデンラインと呼ばれるゴンドラは営業中です。
志賀高原ゴールデンライン(志賀高原リゾートゴンドラ、ブナ平ゴンドラ、東館山ゴンドラリフト)は志賀高原 山の駅から東館山山頂まで行けるそうです。
志賀高原ゴールデンラインの往復1DAYパスの料金は 大人 3,000円、小人 1,800円です。
道の駅 北信州やまのうち
上信越自動車道の信州中野ICを目指して国道292号線を進むと「道の駅 北信州やまのうち」です。
ここから先は帰路となりますので、しっかりと休憩します。
信州長野から東京
東京までの帰路は、上信越自動車道から関越自動車道で東京を目指します。
とはいえ、本日は三連休の最終日ですので、渋滞が気になります。
志賀中野有料道路
志賀中野有料道路は、1998年に開催された長野オリンピックの志賀高原会場へのアクセス道路として、1995年に開通した有料道路です。
料金徴収期間は 2025年3月15日までの30年なので、次に来るときはこの料金所も無くなっているかもしれませんね。
志賀中野有料道路は 6時から22時までは有料(バイクは100円)ですが、夜間は全車種無料です。
甘楽PA (上り)
信州中野ICから上信越自動車道で東京を目指します。
上信越自動車道も100km以上走ったので、甘楽PA (上り)で休憩です。
この後、藤岡ジャンクションで関越自動車道を進みました。
さすが三連休です。頭上に表示される交通情報の渋滞は時間とともに長くなり、鶴ヶ島ICを先頭に渋滞50kmとなりました。さすがに渋滞路は厳しいので、花園ICで関越道を降りて一般道で帰宅しました。
本日は秋分の日の振替休日でしたが、気温が下がり秋の入口を感じられる一日でした。草津から志賀方面は天気のよいときに再訪問したいですね。
本日の走行距離:352.3 Mile(約 563.68 km)