2024年6月5日(水)晴れ
日本国内では静岡県の駿河湾でしか水揚げされない桜えびの漁期は3月下旬~6月上旬までの「春漁」と10月下旬~12月下旬の「秋漁」とに分かれています。
静岡県漁業調整規則により産卵期である6月11日から禁漁期間に入るので、禁漁前に由比の「ごはん屋さくら」でランチを楽しむツーリングに行って参ります。
東京から新東名高速道路経由で由比
自宅を8時に出発して、東名高速道路の東京料金所から静岡方面を目指します。
GoogleMapの案内では、新東名高速道路の駿河湾沼津SAにある駿河湾沼津スマートインターチェンジを目指せとのことです。
途中休憩はなしで、新東名高速道路の駿河湾沼津SAに到着したので一旦休憩です。
最近頻繁にFZ750を乗っているせいか、エンジンの調子もよく不安感なくツーリングができるのはうれしいですね。
駿河湾沼津スマートインターチェンジから国道1号線(富士由比バイパス)を静岡市方面に進みます。
ごはん屋さくらは富士由比バイパスの陸側にあります。
お店を過ぎた先にある側道(寺尾IC)を上がり、富士市方面に戻るように500mぐらい進むとお店に到着です。
ごはん屋さくら
店名 | ごはん屋さくら |
住所 | 静岡県静岡市清水区由比今宿1027-8 |
電話番号 | 054-376-0101 |
営業時間 | 平日 11:00 ~ 16:00 土日祝 10:30 ~ 18:00 |
定休日 | 毎週火曜日 |
URL | http://www13.plala.or.jp/sakuraya110/ |
ごはん屋さくらはとにかく混雑します。
オープン前から並んでも平日でも1時間待ち、休日だと2時間もしくはそれ以上待ちも十分に考えられますので、余裕を持ったスケジュールで訪問されることをお勧めします。
ごはん屋さくらの自動車用駐車場は10台以上はありますが、オートバイ用の駐輪場は用意されていますが数台分です。
ごはん屋さくらでのランチを計画している場合は、車でもバイクでも早めに到着することをお勧めします。
オープンの10分前に到着しましたがもちろん並んでいます。
自動車の方は車内で待ってられる方も多いので、待っている人数は写真以上に多いです。
入口を入ったところに順番受付発券機がありますので、速やかに発券しました。私の受付番号は19番でした。
朝は8:30から発券機が利用できるので、早めに発券して開店までの間、近隣を観光するのも一案かもしれませんね。
開店時間になったので、のれんが出ました。
受付番号19番だと、1時間以上待ってからの入店となります。
待ち時間にもメニューは見ていましたが、メニュー数はかなり豊富なのでかなり悩みます。
静岡てんこ盛り丼(2200円 税込 )にするべきか、、、
桜えびを存分に堪能できる 桜えび定食(2200円 税込)にするべきか、、、
沢山悩んで、桜えびを存分に堪能できる 桜えび定食(2200円 税込)を注文しました。
生の桜えび、釜揚げ桜えび、かき揚げ、佃煮、そしてお吸い物にも桜えびが乗っています。桜えび好きにはたまらない定食です。ごはんの量も調整できるのもうれしいです。
私個人としては繊細な桜えびを堪能するのであれば、マグロやシラスなどがない直球勝負もよろしいかと思ってます。さくさくでほぐして食べるのも楽しいかき揚げもよいです。
生の桜えびは口の中に甘みが広がります。
最初はそのまま食べて、二口目か三口目あたりからちょっと醤油を垂らすのも良いですね。
釜揚げ桜えびは生よりも味が濃く感じて、これまた結構です。
ごはん屋さくらの 桜えび定食は本当に美味しかったです。ご馳走様でした。
由比周辺をバイクで散歩
食後は、東海道随一の絶景ポイントとも呼ばれる薩埵峠(さつたとうげ)から富士山を眺めてみたいと思います。
県道396号線からかなり小さい看板を頼りに旧東海道に入ります。道はかなり狭いですが自動車や歩行者もいらっしゃいますので、くれぐれも安全運転で。
古い町並みが残る旧東海道を進むと、一里塚跡(由比 西倉沢)です。江戸から数えて40番目の一里塚で、江戸からおよそ160kmの距離となるそうです。
薩埵峠(さつたとうげ)方面に進みたいと思います。
薩埵峠(さつたとうげ)への道は右上に上がる細い道。
この道を進んで大丈夫かなという不安に駆られながら進んでみましょう。
急勾配を上がると、眼下には国道1号線と東名高速道との交差地点が見えます。
ガードレールもない道はちょっと恐怖を感じます。
薩埵峠(さつたとうげ)
一里塚跡(由比 西倉沢)から進みこと約1.3km。薩埵峠(さつたとうげ)に到着です。
歌川広重の東海道五十三次「由比」では見事な富士山が描かれておりますが、今日は富士山が雲に隠れて、富士山がどこにあるのかも分かりませんでした。
歌川広重の東海道五十三次「由井」はこのような素晴らしい風景です。次回に期待です。
そして、昔は「由比」ではなく「由井」だったんですね。
薩埵峠(さつたとうげ)の石柱からもう少し進むと、薩埵峠駐車場に到着です。
薩埵峠駐車場からハイキングコースを進むと薩埵峠の展望台があるそうですが、2024年6月時点ではハイキングコースが崩落が確認されたため一部区間が通行止めのようです。
2025年3月末には復旧工事が完了となるようですので、次回に期待ですね。
三保松原
今日の富士山は雲に隠れているようなので富士山が見える可能性は低いですが、折角なので「三保松原」に参ります。
三保松原には、オートバイ用の無料駐輪場が用意されているので、バイクでも気兼ねなく訪問できます。
FZ750を駐輪場に停めて、小高い丘を登ると「羽衣の松(三代目)」を見ることができます。
海上から飛来する神様は羽衣の松を目印に降り立ち、神の道を通って御穂神社(みほじんじゃ)に向かうとそうです。
小高い丘を下ると海岸にでます。
雲の方向に富士山があるはずですが、今日は富士山を見ることはできませんでした。
三保松原を満喫したら、お土産の購入をして家路に着こうと思います。
由比港漁協直売所
今日のお土産はやっぱり「桜えび」ですね。由比漁協が運営する由比港漁協直売所に参ります。
由比港漁協直売所には、桜えびのオブジェがお出迎えしてくれます。
店名 | 由比港漁協直売所 |
住所 | 静岡県静岡市清水区由比今宿字浜1127 |
電話番号 | 054-377-1111 |
営業時間 | 8:00 ~ 17:00 |
定休日 | 月曜・祝日の翌日・年末年始 |
URL | https://yuikou.jp/chokubai.html |
由比港漁協直売所はわりとこじんまりした店舗です。
冷凍の桜えびは、生桜えび(200g 1300円 / 100g 750円)、釜揚げ桜えび(100g 750円) 、桜えびの沖付け(100g 900円)などの種類があります。価格は2024年5月時点の税込価格です。
こちらの商品以外にも桜えびに関する商品やしらす、たたみ干し、黒はんぺんなど色々ありました。
よく吟味した結果、お土産は冷凍の生桜えび(100g)と冷凍の桜えびの沖付け(100g)、桜えびに隠れて見えませんが、下段には静岡名物の黒はんぺんと保冷剤を購入しました。
自宅から持ってきた保冷バックにこれらのお土産を詰めます。
由比から新東名高速道路経由で東京
帰りはGoogleMapのナビに従って、駿河湾沼津SAのスマートインターチェンジから新東名高速道路に入ります。
中井PA(上り)
駿河湾沼津SAから少し走った中井PA(上り)で休憩です。
この先の混雑状況を確認しましたが、この先二か所で事故渋滞が発生していました。
新東名高速道路 厚木南ICで高速道路を降りました。
のんびりと一般道を走ってから横浜新道と第三京浜を使って無事に帰りました。
お土産の生桜えび
自宅に帰ってから冷凍の生桜えびを食べてみました。
由比港漁協直売所のおじさんに教わったとおり、今日の気温(室温20℃ぐらい)ならば1時間ちょっと常温の場所に置いとくだけで上手に解凍できました。(解凍時間は気温によって異なります)
冷凍だったことが全く分からない生桜えびでした。とても美味しかったです。
今日の目的の「桜えび」はごはん屋さくらも由比港漁協直売所もどちらも最高でした。
富士山は雲に隠れてしまったので、富士山の景色には恵まれませんでしたが、次回は富士山が見えるときに薩埵峠(さつたとうげ)や三保松原をもう一回訪れてみたいです。
本日の走行距離:227.3 Mile(約 363.68 Km)