PR

10月の立山黒部アルペンルートツーリング(その3)立山の紅葉とトロリーバス!

ツーリング

立山黒部アルペンルート内の室堂と大観峰を結ぶ 「立山トンネルトロリーバス」が2024/11/30で運行が終了となります。その前にトロリーバスに乗るために、立山黒部アルペンルートに愛車のFZ750というバイクでツーリングに参りました。

前回の その2 では、黒部ダムを堪能しました。今回は黒部ケーブルカーと立山ロープウェイを乗り継いで、立山トンネルトロリーバスで室堂を目指します。

立山黒部アルペンルートや黒部ダムは直接バイクや車で行くことができません。長野側は扇沢駅からは電気バスでの移動が必要です。富山側は立山駅からケーブルカーなどを乗り継いでの移動が必要です。

黒部湖から室堂までのルート

黒部ダムから立山黒部アルペンルートの最高地点である室堂までは以下のように乗り継ぎます。

黒部ケーブルカー(黒部湖 → 黒部平)
立山ロープウェイ(黒部平 → 大観峰)
立山トンネルトロリーバス(大観峰 → 室堂)

立山黒部アルペンルート公式サイトから引用
立山黒部アルペンルート公式サイトから引用

黒部ケーブルカー

黒部ダムのえん堤から黒部ケーブルカーのりばである黒部湖に向かいます。

トンネルの左側の壁に時刻表が張ってありました。黒部平行のケーブルカーの時刻を確認するとともに、帰りの扇沢ゆきの電気バスの時間も確認します。

立山トンネルトロリーバス黒部湖遊覧船(黒部湖遊覧船ガルベ)も 2024年11月10日をもって船舶事業の廃止となります。今回は立山トンネルトロリーバスに乗ることを目的としましたが、時間の余裕があったら是非とも乗って見たかったです。

黒部湖の時刻表(扇沢ゆき電気バス、黒部湖遊覧船ガルベ、黒部平行きケーブルカー)
黒部湖の時刻表(扇沢ゆき電気バス、黒部湖遊覧船ガルベ、黒部平行きケーブルカー)

トンネルを奥に進み、ケーブルカーのりばを目指します。

黒部ケーブルカーのりばの案内

黒部湖

黒部湖の切符売場で切符購入の列に並びます。時間的には10分から20分程度でしたが、ここでの時間ロスはもったいないです。扇沢で室堂までの往復切符を買うべきだった後悔しました。

そして、切符売り場では「混雑のため室堂往復して扇沢まで帰れない可能性がある」との説明を頂いました。

ここまできて、大観峰でトロリーバスを見るだけなのは寂しいので、室堂往復の切符を購入しました。ここからは時間を意識して移動しましょう。

かなりの混雑状況なので、黒部ケーブルカーは20分毎の定時運行ではなく、連続運転を行っていました。

私たちが乗車できるケーブルカーが黒部湖のホームに入ってきました。

朝の通勤電車のような混雑っぷりです。

このケーブルカーは全区間トンネルを移動しますので、途中の風景写真はありません。

黒部平

所要時間は約5分です。13:15頃に黒部平に到着です。

降車した皆さんは、通勤電車のように黙々と進みます。

ケーブルカーの改札を出ると建物内にはお土産の売店がありました。

ここで時間はロスできないので、ロープウェイのりばに急ぎます。

立山ロープウェイ

黒部平からは、立山ロープウェイで大観峰に移動します。

黒部平

立山ロープウェイの黒部平も相応の行列でしたが、徐々に乗車口に進んで参りました。

立山ロープウェイ 黒部平の乗車口と降車口
立山ロープウェイ 黒部平の乗車口と降車口

いよいよロープウェイに乗車できる位置まで進んできました。

立山ロープウェイ 黒部平のホーム
立山ロープウェイ 黒部平のホーム

紅葉が始まった山の中から黒部平に向かってくるロープウェイの車体が見えてきました。

黒部平に向かってくる立山ロープウェイ
黒部平に向かってくる立山ロープウェイ

黒部平に向かってくるロープウェイはかなりの混雑っぷりですね。

黒部平に向かってくる立山ロープウェイはかなりの混雑
黒部平に向かってくる立山ロープウェイはかなりの混雑

黒部ケーブルカーと同様にロープウェイも定時運行ではなく、連続運転を行っているようです。

ロープウェイの乗客が降車して、私たちが乗車したら、すぐに出発です。

立山ロープウェイの降車客と乗車客
立山ロープウェイの降車客と乗車客

ロープウェイの車内は、大観峰行きも通勤電車並の混みっぷりです。

立山ロープウェイからの景色(正面側)
立山ロープウェイからの景色(正面側)

スマホで窓の方を撮影してみましたが、なんだ微妙な写真ばかりでした。

ロープウェイからの景色を楽しむならば、三連休は避けるべきですね。

立山ロープウェイからの景色(横側)
立山ロープウェイからの景色(横側)

大観峰

所要時間は約7分です。13:40頃に大観峰に到着です。

立山ロープウェイは 7分で大観峰に到着
立山ロープウェイは 7分で大観峰に到着

大観峰 雲上テラス

大観峰は標高 2316mの高さから黒部湖や後立山連峰の絶景を見下ろすことができます。

大観峰の最上階にある雲上テラスからの黒部ダム方向の景色です。スバリ岳や針の木岳がくっきり見えますね。

大観峰 雲上テラスからの黒部ダム方向の景色
大観峰 雲上テラスからの黒部ダム方向の景色

雲上テラスからの立山方面の景色です。黒部ダム側とは異なり、赤や黄に紅葉していました。

大観峰 雲上テラスからの立山方向の景色
大観峰 雲上テラスからの立山方向の景色

立山トンネルトロリーバス

この旅の目的である、立山トンネルトロリーバスの乗車します。

大観峰駅

かなり混雑していますが、ほとんどが黒部平行きのロープウェイ待ちの列です。トロリーバス乗車待ちの列は、ロープウェイよりは流れていました。

しかし、帰りはこの激混みのロープウェイで帰りますので、まったく他人事には感じられません。

大観峰の混雑風景
大観峰の混雑風景

今回の旅の目的である「立山トンネルトロリーバス」です。天井付近には2本の架線が見えますね。

立山トンネルトロリーバス
立山トンネルトロリーバス

立山トンネルトロリーバスは座れませんでしたが、前のほうに立つことができました。

立山トンネルトロリーバス の車内
立山トンネルトロリーバス の車内

前の車両の2本のトロリーポールが見えます。トロリーポールは車体後部のレトリバーと紐でつながれています。

立山トンネルトロリーバスのトロリーポール
立山トンネルトロリーバスのトロリーポール

車内の風景

関電トンネルと比較すると、立山トンネルは明らかに狭いです。

関電トンネルは黒部ダム建設の資材運搬のために建設されトンネルであり、立山トンネルは観光目的で建設されたトンネルであることが理由なんでしょうかね?

立山トンネルの内部
立山トンネルの内部

関電トンネルと同様に、立山トンネルも建設中に破砕帯に遭遇したそうです。

青色の照明は、立山トンネルの破砕帯の場所です。

立山トンネルの破砕帯
立山トンネルの破砕帯

途中にあるすれ違いを行う場所(行違い信号場)でのトロリーバスのすれ違いは、対向車両との距離も近くて、ちょっと緊張感のあるイベントです。

立山トンネルトロリーバスのすれ違い
立山トンネルトロリーバスのすれ違い

室堂駅

所要時間は約10分です。14:10頃に室堂駅に到着しました。

立山トンネルトロリーバス 室堂駅の降車風景
立山トンネルトロリーバス 室堂駅の降車風景

立山トンネルトロリーバスを記念撮影です。

立山トンネルトロリーバス
立山トンネルトロリーバス

観光客や登山客でごった返している室堂駅の出口を探します。

観光客や登山客でごった返す立山トンネルトロリーバス 室堂駅
観光客や登山客でごった返す立山トンネルトロリーバス 室堂駅

室堂平広場

室堂は、立山黒部アルペンルートの最高地点となる標高 約2450mにあります。

こちらが立山です。頂上は雲で覆われておりました。

室堂から雄山の風景
室堂から雄山の風景

階段の上の景色を見てみましょう。

室堂 石の階段
室堂 石の階段

黒部平や大観峰の景色も素晴らしかったですが、立山の景色はさらに雄大ですね。

登山は無理でも、みくりが池ぐらいは見てみたいと思いましたが、、、

室堂からの立山
室堂からの立山

間違いなく、皮パンとライディングブーツで来るところではなかったです。

これも記憶に残るように写真に残しておきます。

室堂周辺の散策には適さない服装
室堂周辺の散策には適さない服装

徐々に足も疲れてきたので、室堂駅に戻りましょう。

この時点で、14:30ぐらいです。

この時間ならば余裕で扇沢駅に戻れるのか? 次回に続きます。

タイトルとURLをコピーしました