2021年にAppleから発表された注意喚起のとおり、オートバイの振動が原因でスマートフォンのカメラ機能の一部である、光学式手ぶれ補正機構(OIS)とクローズドループAFが故障することは、オートバイ乗りの間でも広まってきました。以下はAppleの注意喚起のページです。
光学式手ぶれ補正機構(OIS)とクローズドループAFは、iPhoneだけでなく最近のAndroidなどのスマートフォンにも搭載されています。新しいオートバイのナビ用スマートフォン Google Pixel 5a (5G) を守るために、SP CONNECT(エスピーコネクト)の振動吸収パーツである アンチバイブレーション モジュール SPC+を取付けます。
この製品は、独自開発の振動軽減ラバーによる3D振動軽減効果で、スマートフォンに加わる振動などを最大60%まで抑制するそうです。
今回使用するパーツ
私のバイクであるFZ750には、既に SP CONNECT(エスピーコネクト)モトマウントプロ が取り付けてありますので、アンチバイブレーションモジュールを購入します。2022年12月よりマウントの形状は、従来の[SPC]から新システム[SPC+]に変更されていますが、従来のモトマウントプロに取付可能です。
SP CONNECT アンチバイブレーション モジュール SPC+」取付け
アンチバイブレーション モジュール SPC+(品番:34092)です。アンチバイブレーション モジュール、マウント形状によって使用するスプロケットアダプター、ボルト(M5×16mm、M5×20mm)、レンチ、写真にはありませんが、マニュアルも同梱されています。
発売元のデイトナのWebカタログには、W50mm × H15mm とありましたが、幅の実測値は少し大きい52mmぐらいです。
作業前の状況です。FZ750には SP Connect(エスピーコネクト)モトマウントプロが取り付けられています。マウント部分は従来の[SPC]です。直径は34mmです。
モトマウントプロのマウント部分を付属のレンチで取り外します。
受け部分(手のひら右側)はモトマウントプロの受け部分を使い、その上にアンチバイブレーション モジュール重ねて、M5×16mmのボルトで取り付けます。
従来のマウント部分(直径 34mm)でしたので、アンチバイブレーション モジュール(直径 52mm)は大きく見えますね。
アンチバイブレーション モジュールは指の力でも動きます。
SP CONNECT モトマウントプロ+アンチバイブレーション モジュールにスマホを取り付けたところです。横から見ると厚みを感じますが、運転姿勢ではスマホが自分に近づいた感覚はありませんでした。
SP CONNECT アンチバイブレーション モジュールのレビュー
SP CONNECT アンチバイブレーション モジュールを取付けてから500kmぐらい走りましたので、レビューを書かせて頂きます。
スマートフォンが従来同様に見やすい
アンチバイブレーション モジュールは指でも動くほど柔らかいので、スマートフォンの画面が揺れて見づらくなるかと思ってましたが、そんな心配は全く不要でした。アンチバイブレーション モジュールがなしよりも見やすいような気もします。
ちょっとだけ取付づらい
アンチバイブレーション モジュールが柔らかいせいか、それともSPC+のせいか、スマートフォンの固定が若干やりにくくなったような気がします。
さいごに
SP CONNECT アンチバイブレーション モジュールを取り付けたおかげで、スマートフォンが故障する可能性も少し下がったと思います。今後も使い続けならが、レビューなども随時改定する予定です。
SP CONNECTに関する記事はこちらをご覧ください。