DOOGEE Note56レビュー| Android Auto非対応&技適マークなし[購入非推奨]

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メンテナンス

FZ750のナビ用スマホとして、ジムニーノマドのナビ(Pioneer DMH-SF700+Google Auto)として、大活用していたAndroidスマホ Google Pixel 5a(5G)が、故障して利用できなくなりました。

ジムニーノマド走行中に、ディスプレーオーディオ(Pioneer DMH-SF700)で認識できないUSBデバイスであると表示されたあと、Google Pixel 5a(5G)は画面が真っ暗な状態になり、電源ボタンを長押ししても、充電しても全く反応がない状態でした。

中古で購入して、2年近く利用したので、修理するのではなく、次のスマホを検討しようと思います。

DOOGEE Note56を選んだ理由

日本国内で使用するスマホは、「技術基準適合証明(技適)」を取得していることが必要です。技適マークがない機器を使うと電波法違反となり、罰則(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)が科される可能性があります。

Amazonでは技適マークの無い「DOOGEE Note56」を販売していますので、ご注意下さい。

バイクのナビ用として使うため、破損などのリスクを考慮して、お手軽価格帯(1万円台~2万円台)のスマホを探していました。

その中でも、2025年に登場したAndroid16搭載のSIMフリースマホである「DOOGEE Note56」はスペックや価格のバランスが良かったので、購入しました。

DOOGEE Note56のスペック概要

DOOGEE(ドゥージー)は、中国・深圳を拠点に展開するスマートフォンメーカーです。DOOGEE Note56は、2025年10月11日に日本国内で発売された、Android 16を搭載したスマホです。

Amazonで実売価格1万円台前半!価格を抑えるためか5G回線や5GHzのWi-Fiには対応していませんが、ナビをメイン用途とするサブ機には十分なスペックかと思います。

スペックはざっとこんな感じです。

CPUUnisoc T7225 プロセッサ (オクタコア)
メモリー24GB(3GB物理RAMに+最大21GBまでの拡張RAM)
内蔵ストレージ64GB
ディスプレイ6.56インチのIPSディスプレイ (720 x 1600) リフレッシュレート90Hz
カメラ背面:8MP/前面:5MP
バッテリー6150mAh
携帯電話回線4G(5G非対応)
Wi-Fi2.4GHzのみ(5GHz非対応)
防水IP67 準拠の防水、防塵性能

こちらが DOOGEE Note56のパッケージと本体です。

DOOGEE Note56のパッケージと本体
DOOGEE Note56のパッケージと本体

Android Auto非対応!DOOGEE Note56で発覚した問題

DOOGEE Note56に旧スマホのSIM(IIJmio nanoSIM)を挿入して、スマホの初期設定を行いました。IIJmioのAPN設定は手動で行う必要がありますが、問題なく通信できました。

さて、ジムニーノマドのPioneer DMH-SF700で利用できるように、Android Autoの設定を行おうとしましたが、Android16なのに、すべてのアプリにAndroid Autoが見当たりません。

そしてPlayストアでも Android Autoがインストール不可でした。
理由は分かりませんが、DOOGEE Note56では Android Autoは利用できませんでした。

DOOGEE Note56では Android Autoが利用できない
DOOGEE Note56では Android Autoが利用できない

技適マークなしは電波法違反!DOOGEE Note56の致命的欠点

日本国内で無線通信機能(Wi-Fi、Bluetooth、携帯電話回線など)を有するスマホなどの機器使用する場合は「技術基準適合証明(技適)」を取得していることが必要です。

技適マークが無い機器を使うと電波法違反となり、罰則(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)が科される可能性があります。

そして、端末の設定色々確認している際に、DOOGEE Note56には、技適マークが無いことに気が付きました。スマホの場合は本体に刻印するのは困難なので、設定の法的情報や規制ラベルなどの画面にFCCマークやCEマーク、技適マークはありませんでした。

技適マークの無いデバイスの使用は、電波法違反となりますので即使用を中止しました。

まとめ:DOOGEE Note56はおすすめできない

技適マークの無いスマホの使用は、電波法違反となりますので、このページをお読みいただいた方には、DOOGEE Note56を購入しないことをお勧めします。

既にDOOGEE Note56を購入されてしまった方は、技適マークの確認してください。技適マークが無い場合は、即利用を中止して、購入元に問い合わせを行うことをお勧めします。

Amazonでは技適マークの無い製品が売られている

今年の9月にAmazonで購入した、Bluetoothを用いるバッテリーモニター(ANCEL BM200)も技適マークが無いの商品でした。

このバッテリーモニターは、「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を用いて、最大180日は合法的に検証(機器の利用)できる手続きを行いました。


日本国内で電波を発する機器は、原則として技適マーク(技術基準適合証明マーク)が必要です。具体的には、スマートフォン、携帯電話、Wi-Fiルーター、Bluetoothイヤホン・マウス・キーボード、ドローン、トランシーバー、コードレス電話など、無線通信を行うあらゆる機器が対象で、これらが電波法などの技術基準を満たしていることを証明します。

Amazonでは日本の法令を軽視した商品を販売していることは誠に残念です。

このDOOGEE Note56は、Amazonに返品の手続きを行い、別なスマホを購入しました。
どんな機種を購入したかは、次の記事にて公開します。

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