作業日:2024/4/20
走行距離:61714.8 Mile
私のFZ750の前後ブレーキとクラッチのフルードは2023年7月にフルードのリザーバータンク交換の際に併せて行いました。
2年弱経過してフルードの色が濃くなった気がするので、本日はフルード交換を行います。
フロントブレーキのフルード交換
このブレーキマスターは、DAYTONA・NISSIN ラジアルブレーキマスターシリンダー 標準レバー 縦型Φ19です。後からスモークタンクに交換しました。こちらのマスターと同じ構成です。
ブレーキフルードはヤマハ純正より若干安価なので、ホンダ純正ウルトラBF DOT4 (二輪車用) を使っています。
ブレーキフルードが塗装面につくと塗装面にダメージを与えますので、よく養生をしてから作業を開始します。

この写真でもフルードの色が結構黒いことが分かりますね。

では右キャリパーからフルードを交換していきます。

bremboキャリパーのブリーダーボルトは11mmです。
フレアナットレンチはもっていないので、11mmのメガネを使ってます。

次に左キャリパーからフルードを交換していきます。

これでフロントブレーキのフルードは綺麗になりました。

クラッチのフルード交換
FZ750やFZR1000のクラッチは油圧なので、こちらのフルードも交換します。
ちなみにクラッチ側のマスターはYZF750の純正クラッチマスターシリンダーです。タンクはDAYTONA・NISSIN クラッチマスター用スモークタンクに交換しました。

プッシュレバーコンプリートのブリーダーボルトにホースを付けて、フルードを交換します。

リアブレーキのフルード交換
サイドカバーの内側にあるリアブレーキのリザーバータンク内のフルードを交換しました。

このキャリパーはヤマハ純正なのでブリーダーボルトは8mmです。
リアキャリパーからフルードを交換していきます、、、

ホースの付け方が甘かったため、ブリーダーボルトからホースが抜けてリアホイールの塗装面にブレーキフルードが飛び散りました。
塗装が剥がれたら一大事なので、水道水を沢山掛けて飛び散ったブレーキフルードを洗い流します。
心臓がバクバクしましたが、一旦は大丈夫そうです。

こちらが、前後ブレーキとクラッチから抜いた古いフルードです。
2年弱の使用ですが、大分汚いもんですね。

これでFZ750のフルードの交換は完了です。
作業後のフロントブレーキとクラッチのリザーバータンクを見てみると、作業前よりは透き通っているような気がしています。
スモークのリザーバータンクはフルードの色は分かりにくいので、定期的な確認を行おうと思います。

さて、今度の日曜日(2025/4/27)は箱根大観山で開催されるFZ750のミーティング「春だ箱根行こう2025」です。
晴れるといいですね。