立山黒部アルペンルート内の室堂と大観峰を結ぶ 「立山トンネルトロリーバス」が2024/11/30で運行が終了となります。その前にトロリーバスに乗るために、立山黒部アルペンルートに愛車のFZ750というバイクでツーリングに参りました。
前回の その3 では、立山の素晴らしい景色を堪能しました。ここから関電トンネル電気バス扇沢駅に向かい、FZ750で東京の自宅を目指します。
室堂からの扇沢までのルート
室堂から扇沢までは以下のように乗り継ぎます。
立山トンネルトロリーバス(室堂 → 大観峰)
立山ロープウェイ(大観峰 → 黒部平)
黒部ケーブルカー(黒部平 → 黒部湖)
関電トンネル電気バス(黒部ダム → 扇沢)
立山黒部アルペンルート
現在の時刻は14:20です。室堂ターミナルに向かいます。
立山トンネルトロリーバスは鉄道事業法では鉄道の扱いなので、トロリーバスが廃止されるまでは、室堂ターミナルは鉄道駅となります。
立山そば
ここまで先を急いでいたので、ランチはまだ食べてませんでした。
こちらの「立山そば」は比較的空いていたので、このタイミングで昼飯をいただきましょう。
店名 | 立山そば |
場所 | 富山県中新川郡立山町室堂ターミナル1階 |
営業時間 | 8:30~16:00(ラストオーダー15:45) |
営業期間 | 4月15日~11月24日(予定) |
URL | https://h-tateyama.alpen-route.co.jp/terminal/restaurant.php |
自動発券機で食券を購入します。クレジットカード、交通系ICカード、PayPayなどの各種バーコード決済など一通りの決済が可能です。ここまで標高の高いところで通信環境があることに驚きます。
せっかく富山に来ているのですから、白海老のかき揚げそば(税込 1,300円)とますのすし(税込 300円)の食券を購入します。
カウンターで食券を出すと、それほどの待ち時間もなく、白海老のかき揚げそばが提供されました。
立山と書かれたかまぼこがいいですね。かき揚げにはちゃんと白海老が入ってました。
こちらが鱒の押し寿司(税込 300円)です。パッケージに書かれた通り、鱒の身はやや厚切りです。
鱒の押し寿司といえば、竹製の曲物に入った『富山駅弁ますのすし』を思い浮かべてしまいますが、おにぎりぐらいの大きさは気軽に食べれて良いですね。
立山トンネルトロリーバス
本日 2回目となる帰りの立山トンネルトロリーバスに乗車です。
かなり混んでますので、席に座れるだけでもありがたかったです。
立山トンネルトロリーバスの所要時間は約10分です。15:10頃に大観峰に到着しました。
帰りの立山トンネルトロリーバスの車体には「ありがとう 日本最後の立山トンネルトロリーバス ラストラン!」シールが貼ってありました。
側面にも、「ありがとう 日本最後の立山トンネルトロリーバス ラストラン!」のシールです。
立山ロープウェイ
大観峰からは立山ロープウェイで黒部平に向かいます。
大観峰のロープウェイの乗車の列は建物の2階に上がってから1階に降ります。行きにもこの行列を目にしてはいましたが、実際に並んでみると中々進みません。
ようやく1階に降りてくることができました。蛇行した列を少しづつ進みます。
少しづつ進みます。もう少し我慢です。
壁にモノレールの運転状況を見ることができる「運転モニター盤」がありました。
少しの間ですが、楽しく拝見させてもらいました。
ようやく立山ロープウェイ 大観峰のホームまで参りました。
立山ロープウェイは途中に柱がない構造なのが良くわかる構図ですね。
立山ロープウェイ 大観峰のホームは溢れるばかりの人です。
立山ロープウェイに無事に乗り込むことが出来ました。こちらはロープウェイの車窓の写真です。
紅葉の木々が映るかなと思い撮影しましたが、今ひとつの色味ですね。
黒部ケーブルカー
立山ロープウェイの所要時間は約7分です。16:10頃に黒部平に到着しました。
黒部平の黒部ケーブルカーも相応の乗車待ちの列です。
乗車できる順番になったので、黒部ケーブルカーに乗り込みます。
混雑する黒部ケーブルカーの車内はまるで通勤電車のようです。
黒部ケーブルカーからは疲れ切った乗客が降りてきます。
関電トンネル電気バス
16:25頃にようやく黒部ダムまで戻ってきました。
ロープウェイもケーブルカーも乗車時間は短いもの待ち時間が長くて少しくたびれました。広い黒部ダムのえん堤でストレッチをして体をほぐしました。
観光放水は16:30までなので、そろそろ放水が終了する時間です。
黒部ダムの観光放水が終わると、霧のようなものが上がってきた。
私にとって立山黒部アルペンルートの最後の乗り物である「関電トンネル電気バス」の乗車待ちの列です。
少しずつ進んできました。ようやくトンネルの入口です。
団体客の皆様は個人客とは異なり優先的に乗車できるそうです。
ツアーガイドの先導の下で右側を進んでまいります。ちょっと羨ましかったです。
この階段を上がれば、電気バス乗り場です。
電気バスの待合スペースまできました。もう少しです。
関電トンネル電気バスの扇沢行きの最終バス発車時刻は 17:35です。
この時点で 18:00ですが、最後のお客様を運ぶまで運行してくださるそうです。
時刻は18:19です。関電トンネル電気バスの扇沢駅に到着です。
この写真よりも辺りは真っ暗でした。
ここからバスで信濃大町方面に移動される方は、バス乗車の列に並ぶようです。
私はここからバイクですので、駐車場まで歩きます。
写真では明るく見えますが、実際はスマホのライトをつけるぐらい真っ暗でした。
扇沢から東京
ようやく、FZ750を停めた扇沢駅の駐車場まで戻ってきました。
ずっと立ちっぱなしだったので足が結構疲れました。一旦バイクに乗ってから休憩できる場所を探しましょう。
梓川SA(上り)
扇沢から一般道を経由して安曇野ICから長野自動車道に乗りました。
安曇野ICから1番近い梓川SA(上り)で休憩です。
暗くなったら想像以上に寒かったので、梓川SAのファミマで長袖Tシャツを買ってしまいました。
我慢できずに着てしまったので、長袖Tシャツのパッケージだけ記録に撮影です。
釈迦堂PA(上り)
梓川SAから随分走った気がしました。
この先は小仏トンネル先頭に渋滞しているみたいなので、釈迦堂PA(上り)で休憩がてら情報収集です。
釈迦堂PA(上り)でお土産を購入しました。
今日のお土産は、桔梗屋のミルキーバームクーヘンです。和装のペコちゃんがかわいいですね。
この先、中央道はかなりの渋滞でしたので、大月から一般道で帰宅しました。
秋の三連休の立川黒部アルペンルートは混んでましたが、黒部ダムや立山などの大自然や今年で廃止となるトロリーバスをはじめとした各種乗り物も楽しめました。
ただ、日帰りではかなり時間に追われた旅となりましたので、次回はのんびり宿泊して立山アルペンルートを楽しみたいですね。
本日の走行距離:361.2 Mile(約 577.92 km)