作業日:2026年2月14日
走行距離:8143Km
ジムニーノマドに純正オプションのマッドフラップ(泥除け)を取り付けました。
今回は、マッドフラップの必要性と、純正オプションのマッドフラップ内容物、必要な工具類、作業手順についてまとめました。
マッドフラップの必要な理由
先日、房総半島の林道ツーリングの際、タイヤが跳ね上げる泥や小石が多く、ボディや後続車に飛散しやすいことが分かりました。
- 車体側面が汚れやすい
- 小石が飛ぶことで塗装に傷が入りやすい
- 後続車への飛散を防ぐ安全面
- 雨の日の水はねの軽減
こうした理由から、街乗りメインでも 泥除けはあるとメリットが大きい装備だと思います。
検討したマッドフラップ
マッドフラップは、スズキ純正及び社外製を色々検討しました。
ジムニーノマド(JC74W)やシエラ(JB74W)にマッドフラップを取り付ける場合は、各社とも車体側に穴あけ加工が必要なので、精度が劣る中華製のマッドフラップは検討対象から外しました。
[購入]スズキ純正マッドフラップセット
スズキ純正部品は、ノーマルの車高でバランスよく見えるマッドフラップの長さです。
部品の精度が高いのはもちろん、取付説明書が社外品よりも分かりやすい点も評価が高いです。
マッドフラップの色はレッドとブラックの2色。車体色「ジャングルグリーン2にはどちらが似合うか悩みましたが、差し色として映えるレッド(品番:72201-78R00-RD1)にしました。
こちらはブラック(品番:72201-78R00-BK1)です。
[比較候補]JAOS マッドガードⅢ フロントセット ブラック ジムニー JC74系
JAOSマッドガードⅢは、フロントとリヤが別売です。JAOS公式サイトで確認したところ、ジムニーノマド(JC74W)のフロント用は存在しますが、リア用は存在しません。
JAOSに電話で問い合わせしました。ジムニーノマド(JC74W)のリア用マッドガードは現在開発中のためラインナップになし。商品化したらサイトに掲載すますとのことでした。
商品化は「2026年の春ですかねえ…」とのことでした。
春までは待てないので、JAOSの製品は断念しました。
[比較候補]MONSTER SPORT マッドフラップセット ブラック ジムニーシエラ[JB74W]/ジムニーノマド[JC74W]
MONSTER SPORT マッドフラップセットは、カラーが黒のみであることと、マッドフラップ自体が長く、車高を上げていない車体ではバランスがとれなそうなので、購入しませんでした。
純正マッドフラップ内容物と必要工具
こちらがスズキ純正マッドフラップセット レッド (品番:72201-78R00-RD1)です。
適用車種は、ジムニーシエラ(JB74W)、ジムニーノマド(JC74W)です。

マッドフラップセットの内容物
マッドフラップセットの内容物は以下のとおりです。
- マッドフラップ前後左右×各1枚
- ネジ類×1袋
- ブラケット×2個(フロント左右用)
- フロントマッドフラップ穴開け用型紙
- マッドフラップセット取付説明書
- お客様用説明書

写真中央の取付説明書(取付作業者用)は4ページ構成で、作業内容が細かく記載されています。
写真左側のフロントマッドフラップ穴開け用型紙は、実寸大で穴あけ箇所が描かれております。

必要な工具
取付説明書(取付作業者用)の記載されている、取付に必要な工具は以下のとおりです。
- クリップ外し
- メガネレンチ(8mm)
- ソケットレンチ(8mm)
- マスキングテープ
- ハサミ
- ドリル
- 千枚通し・目打ち
- ドリルビット(7mm、10mm)
- カッターナイフ
- トルクレンチ
クリップ外しは、いつもの内張りはがしセットの物を使用しました。
マッドフラップ取付けには車体の樹脂部分に穴をあける必要があります。
樹脂の穴あけにも対応したドリルビット7mmと10mmのドリルビットが必要です。お手持ちのドリルに対応したドリルビットをご準備ください。
フロントの穴あけ可能では、樹脂に開けた7mmの穴を20mmに広げる必要があるので、リーマーがあると便利です。買う必要はありませんが、リーマーお持ちであれば、準備すると良いです。
マッドフラップ取り付け手順
マッドフラップの取り付けをおこないます。
型紙の準備をして、作業が大変なフロントを取り付けてから、リヤを取り付けます。
1.作業準備
フロントマッドフラップ穴開け用型紙は、フロント右側用です。フロント左側は裏返して使用します。
私は型紙をコピーして、フロント右側用と左側用として2枚切り抜きました。

2.フロント右側 マッドフラップ
フロント側の穴あけ作業を行う際、フロントタイヤが邪魔でした。
ハンドルを切った状態でも、ドリル本体がタイヤと干渉してまっすくな穴をあけることは難しいので、ジャッキアップしてフロントタイヤを取り外すことにしました。

タイヤを外して、作業を進めます。

切り抜いたフロントマッドフラップ穴開け用型紙をフロントフェンダースプラッシュガードのふちに合わせてマスキングテープで固定します。
フロントのマッドフラップは、これから開ける穴×3か所と樹脂クリップのところに取付けるスピードナット1か所の合計4か所で固定しますので、慎重に型紙の位置を合わせます。

固定穴となる3か所にしっかりと目打ちします。
目打ち後は、型紙を取り外します。

ドリルビッドは7mmと10mmを使用します。
穴あけ作業時にドリルが奥まで突き抜けないように、使用するドリルビッドの先端から約10mmよりも奥の部分にガムテープを巻きつけておきます。

先ほど目打ちした3か所に7mmのドリルで穴を開けます。
上の1か所は7mmのドリルで穴を開けたあと、10mmのドリルで穴を広げます。

フロントフェンダースプラッシュガードの穴あけはこれで完了です。
穴をバリを取って綺麗にしておきます。

この写真で見えている樹脂クリップ4個とフロントフェンダースプラッシュガードの下部についている樹脂クリップ1個の合計5個を取り外します。

この次の作業は、フェンダーライニングの穴の拡張とスピードナット(大)の取り付けです。
作業位置をよく確認してから、次の作業に進みます。

フェンダーライニングの穴の拡張
フェンダーライニング(内側の樹脂パーツ)にブラケット裏のナット部分が収まるように先ほど開けたΦ7の穴をΦ20ぐらいに広げます。
フェンダーライニング(内側の樹脂パーツ)を引き出して作業します。
この樹脂は比較的柔らかいので、カッターで穴を広げることもできますが、リーマーがあると簡単に穴を広げることができます。

スピードナット(大)取付け
車体側にスピードナット(大)を取り付けます。
このスピードナットの取り付けが、マッドフラップの取り付けで私が一番難儀した作業です。

ブラケットを付けてから、樹脂クリップ4個を取り付け、ウェルナットも取り付けます。樹脂クリップは1個余りますので、大切に保管します。
フロント右側のマッドフラップをワッシャを付けた六角ボルト×4個で固定したら、フロント右側のマッドフラップの取り付け完了です。

3.フロント左側 マッドフラップ
フロント左側も右側と同じように作業を進めます。
切り抜いたフロントマッドフラップ穴開け用型紙は裏面にして、フロントフェンダースプラッシュガードのふちに合わせてマスキングテープで固定します。

フロント右側と同様の作業を行って、ジムニーノマドのフロント左側のマッドフラップ取り付け完了です。

4.リヤ右側 マッドフラップ
リヤのマッドフラップの取り付けはフロントよりも簡単です。もうひと頑張りです。
リヤバンパーの右側には、内側にケガキラインが2か所あります。その中心を垂直に目打ちします。

目打ちした2か所をリヤバンパーの表面(車体下側)からドリルでΦ7の穴を開けます。
そして、リヤバンパーの既設穴2か所にスピードナット(小)を取り付けます。

リヤ右側のマッドフラップは、Φ7の穴2か所は六角フランジボルト、フランジ袋ナット、ナットで固定して、スピードナット(小)2か所はタッピングネジ個で固定します。
ジムニーノマドのリヤ右側のマッドフラップ取り付け完了です。

5.リヤ左側 マッドフラップ
リヤバンパーの左側にも、内側にはケガキラインが2か所ありますので、その中心を垂直に目打ちします。

目打ちした2か所をリヤバンパーの表面(車体下側)からドリルでΦ7の穴を開けます。
そして、リヤバンパーの既設穴2か所にスピードナット(小)を取り付けます。

リヤ左側のマッドフラップの4か所を固定したら、ジムニーノマドのリヤ左側のマッドフラップ取り付け完了です。

6.マッドフラップの取り付け完了
フロント・リヤともに4枚すべてのマッドフラップの取り付けが完了しました。
車体側への穴あけ加工こそ必要でしたが、説明書の指示に従って慎重に作業すれば、DIYでも十分に取り付け可能でした。
取り付け後に全体を確認すると、レッドのフラップがジャングルグリーン2のボディにしっかり映えており、見た目の印象も大きく向上しました。
加えて、タイヤが跳ね上げる泥や小石の飛散を防ぐ役割を果たすため、実用性の面でも満足度の高いカスタムになりました。

まとめ
今回は、ジムニーノマド(JC74W)にスズキ純正マッドフラップを取り付けた際の、内容物や必要工具、そして実際の作業手順を詳しくまとめました。
純正品ということもあり、フィッティングの精度や説明書の分かりやすさは非常に優秀です。
唯一、フロントの穴あけ作業とスピードナットの取り付けにやや手間がかかりますが、慎重に作業すれば大きな難所はありません。
見た目のアクセントとしても効果が高く、泥跳ね・飛石対策として実用的なパーツなので、街乗り中心の方からオフロードを楽しむ方まで幅広くおすすめできる装備だと思います。
これから、ジムニーノマドにマッドフラップを取り付けようと考えている方の参考になれば幸いです。









